定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2022年3月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2022年3月のマーケット

15日・16日に開催されたFOMCで、市場の予想通り0.25%が決定され、金融政策への不透明感が和らいだことや、ロシア・ウクライナ間の停戦協議が開催され、一旦欧州・米国を巻き込んだ世界戦争に発展する可能性が低下したことで、株価は反発しました。

FOMC後も、パウエルFRB議長やFRB高官が金融引き締めに積極的な姿勢を示したことから大幅な利上げ観測が強まり、一時米国10年債利回りが2.5%台を付けました。一方で、日本国内では日銀が連続指値オペを実施し、日米金利差が拡大するとの見込みから、一時1ドル125円を付けるなど、2015年8月以来の水準まで円安が加速しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の9.79%から12.27%に上昇しました。株価の上昇に加え、円安で海外資産が5%やREITが下落した分が利きました。

定期的に確認していきたい皆さんの運用状況。△10%以上の人もいるのが気になります。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の13.80% から20.41%に上昇しました。これも円安の影響でしょう。

組入れETFの構成は、米国ハイテク株の割合が減少しました。時価の減少分ですかね。その他は大きく割らず。

今回は、少し気になるETFを取り上げてみたいと思います。

まずは物価連動国債(VTIP)。物価に連動してクーポン(利率)が変動する債券です。まさにこのインフレ下で最強の投資対象かと思われます。

確かに直近の配当率は高いです。50ドルほどで動いているので、12月の配当なんかは年率で換算すると7.7%です。

ただし、需供で価格が上がってしまって利回りに魅力が無くなってしまったのか、足元は右肩下がり。年初来では△1.64%に。

もう一つのETFはIXC(iシェアーズ・グローバル・エネルギー)です。S&Pグローバル・エネルギー株価指数に連動するETFです。

原油高に始まるインフレによるエネルギー高騰により、エネルギー会社株も上昇しています。1年間で株価は1.5倍になりました。配当利回りも直近は3.58%と高いです。

ただし、5年間のパフォーマンスは15.4%と、年率リターンは約3%と通常の株価インデックスと比べると見劣りしてしまいます。コロナのときなんかは約32ドルから13ドルまで下落しましたからね。ほぼ3分の一になっています。

どんなETFも常にいい時ばかりではないので、見極めが難しいですね。

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