為替130円までいっちゃうのかな。

市場環境

突然ですが

ドル円が125円

を突破しました。

もともとは3月のFOMCのタカ派の結果(利上げ加速)を受け、日米金利差が拡大していたため、円安の地合いは出来上がっていました。

そこに追い打ちをかけたのが、日銀の

指値オペ

でした。

日本銀行があらかじめ決まった利回りで金融機関から国債を無制限に買い入れる公開市場操作(オペレーション)のこと。2016年9月の金融政策決定会合で、金融政策の新たな手段として導入されたもので、長短金利の操作によって急速な金利上昇を抑え、10年物国債利回りを日銀が目標とする「0%程度」に誘導するために実施される。

2021年3月の会合で、イールドカーブ・コントロールについて、平素は柔軟な運営を行うため、長期金利の変動幅は±0.25%程度であることを明確化、同時に必要な場合に強力に金利の上限を画すため「連続指値オペ制度」を導入。

野村證券より一部補足
日銀「連続指し値オペ」 29日は5200億円超落札
日銀は29日午後、同日2回目となる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。新発10年物国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れることで、それ以上の金利上昇を抑制する狙い。前日28日、29~31日に連続で指し値オペを実施すると発表し、29日午前にも同条件で実施していた。金融

3月28日の午前10時10分、日銀は長期金利の上昇を抑えるため、指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を実施すると発表し、市場は更なる日米金利差拡大期待から、125円まで円安が進みました。

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2022/rel220328d.pdf

指値オペ自体は、政策が導入された2016年から何度が実施されており、2月10日にも「2月14日分」が発表されました。しかし、今回は「3月29日~3月31日」と

3日間連続

ということが市場に衝撃を与えました。

結果として、3日間連続で「オファー」を出しましたが、実際の応札されたのは29日と30日で、結果として合計6000億円の国債が、日本銀行により購入されました。

東京短資株式会社より

実際買わずとも「出てくれば無限に買うよ=金利を維持するよ」と宣言するだけでも、市場参加者に対して牽制となり、そもそも買入を行わなくとも金利上昇抑制効果を狙っているのが、”指値オペ”です。

その後の指値オペ以外での国債購入による金利低下や、黒田日銀総裁と岸田総理との会談もあったことで、円安も121円~122円まで戻りました。

ただこれは一時の跳ね返りであって、これから世界各国が金利を上げてくる中で、円高になる将来が想像し難い環境になってきました。

どこまで円安になってしまうのやら。コロナ海外旅行いけないからいいですけどね。

1ドル150円まで円下落も、円安乗る動き-ソシエテGエドワーズ氏
円は対ドルで約6年ぶりの安値圏にあり、過小評価されているとの見方が既に多い。しかし、さらに値下がりする余地があり、現行水準から2割近く下落して1990年以来の安値に達する可能性があると、ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、アルバート・エドワーズ氏はみている。
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