不合格者が語る「SCHWESER」を使ってみた感想。

CFA

暖かくなってきまして、花粉症も本格化してきました。今年からlevel1の受験回数も4回になりまして、Twitter界隈もいろんなペースで勉強している方々がいて、なんとなく調子が掴めないこの日この頃です。

私の受験日は8月後半ということで、本番半年前になり、私もとうとう勉強を開始しました。過去の記事でも書きましたが、2020年12月の試験で私は「不合格」でしたので、今回は心を入れ替え、「schweser」を購入して勉強しています。

参考書に初めて触れた感想

この記事では、前回の試験を受けるうえで、公式のテキスト(Curriculum)のみで勉強して不合格となった者が、参考書(schweser)を買ってみてどう思ったのか、まとめました。

結論を言うと、感動です。

手を付けてそんなに進んでいないのですが(定量分析が半分終わったくらい)、勉強するのが楽しみで仕方がありません。笑

自分でいうのもなんですが、前回(2020年12月)の受験のときもそれなりに勉強していはいたので、「これ以上何を勉強するのか?」「英語力と重箱の隅のような知識を詰め込むだけだろ?」とやさぐれていました。

公式テキスト(Curriculum)では章末問題をしっかり解きましたが、いざMOCKや本番の問題を解いてみると、章末問題では出てこなかった「こんなの書いてあったっけ?」というような問題が数多く出題されていました。

公式テキスト(Curriculum)

しかし、いざ参考書に触れてみると、あの「そんな説明どこに書いてあるんだ」と思っていた問題についてもしっかり記述してあり(具体的な記述は問題の公開にも繋がるので避けますが)、「だからみんな解けるんだ」と、とても納得しました。

むしろ私が分からなかった内容ばかりが参考書に書いてあり、こう言ってはなんですが

公式のテキストっていったいなんなんだろ

と虚無感を憶えるほどです。

参考書の内容

また、schweserを購入してみていろいろ試してみたのですが、結果的に全てオンラインで済むことが分かりました。やはり紙文化に慣れきっている自分としては最初は不安でしたが、いろいろ試した結果、むしろオンラインだけでやった方が網羅的かつ復習もし易いという覚悟ができました。

オンラインで勉強を進めていくうえで、基本的な構成は

  • Study
  • Quiz
  • QBank

となっています。

StudyとQuizは単純にテキスト(紙媒体)を電子化したものですので、これを進めていく=テキスト通り進めていくというものです。これに加え、Quizより本番(本番よりは少し簡単な印象ですが)に近い、まとめのような問題(20~30問)を解きます。

QBankの画面

こんな問題を4000問近く解いていくようで、あとで弱点を復習できるのも効率的です。

もう一つ、参考書を買ってよかったのが、自分の苦手分野を確認する「Diagnostic」という模試のようなもの。上記のStudyやQuizに手を付ける前に「まずは解いてみろよ。今の実力をチェックしてやるよ」と言わんばかりに各分野を本番さながら受けさせられます。概ね1時間半~2時間で受け終わります。

受けてみた結果がこれ。

難易度は”本番より少し簡単”という印象でしたが、自分の得意・不得意が分かって便利です。しかし、12月に受けてからまだ3か月程度しか経っていないですが、「あれ?当時は覚えていたのにな。」という問題が多々あり、忘却曲線のスティープ化に驚きを隠せません。経済(Economics)なんてゴミですね。

本番では下位10%だったFRAが比較的正答率が高くて驚きでした。(本番の結果はこちら↓)

しばらくはこの「Study→Quiz→QBank」のローテンションを無心で進めていきたいと思います。他にどんなアイテムがあるかというと、以下のようなものがありました。

  • Checkpoint Exam(3回)
  • Practice Exam(4回)
  • QuickSheet

「Checkpoint Exam」はある程度範囲が終わったら受ける試験、「Practice Exam」は言葉の如く模試みたいなものですね、これに加えて公式のMOCKが3回(今年も午前・午後であるのか分かりませんが)と、模擬試験だけでも結構な量です。早めにStudy等は終わらせないと。

そして、あの会場で私以外の人はみんなが持っていたんじゃないかという「QuickSheet」。オンラインでも閲覧できます。

QuickSheet

不合格経験者が伝えたい大切なこと

ここからは、誰しもが「参考書を買え。」と言っている中で、過去の栄光にすがり、ケチって勉強進めて、見事不合格となった者の戯言です。

これから受験する皆さん。
有無を言わず、参考書は買いましょう。

振り返れば、証券アナリスト(CMA)は一度も”あの段ボール“を開けずに、TAC等の参考書のみで乗り切りました。まさかとは思いましたがCFAも同じだったんですね。

もちろん公式テキストで勉強しても受かるとは思いますが、「公式テキストの説明の濃淡」と「実際に試験に出る問題の濃淡」が圧倒的に違うと感じました。私はこの乖離に本番1月前のMOCKで気づき、絶望を感じました。(過去の貯金でどうにかなるかと思いましたが、駄目でした。)

さすが参考書です。きちんと試験に合格するようにできている。自分で言うのはなんですが、公式テキストにそれなりに時間を費やしたので、この無情な時間を費やした者だけが感じる

圧倒的な効率性

これは感動ものです。MOCKを解くたびに、「この説明文どこに書いてあるんだよ」とPDFを検索して、各ページに散らばっている情報を統合して、それでも「なんとなく分かった(=違う問題が出たらできないパターン)」というレベルでした。

しかし、参考書のページを開いた瞬間に、当時その1問に数時間をかけてまとめた情報が「すべて既にそこに5行程度で書いてある」のです。しかも12月に受けた試験の模範解答のように。

もちろん購入2か月前の試験内容が既に織り込まれているには早すぎるので、試験自体がそういう”癖”を持っているのでしょう。当たり前ですが、それが参考書には織り込まれている。直近はアクチュアリーやCIIAといった、凄まじくマイナーな資格で、ろくに参考書がない世界にいたためか、心が荒んでいました。

まだ全体の1割しか進んでいないので、このあとどうなるか分かりませんが、少しでもこの感動がリアルに伝わって、新規で受ける受験者の皆様のための反面教師となれば幸いです。“自分は天才ではない”ことはアクチュアリー試験のときに散々理解したつもりでしたが、やはり人間は同じ過ちをしてしまいますね。(私は証券アナリスト2次ですら1回落ちています。笑)

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