金融知識

運用実績

アクティブ運用を考える。

2024年2月22日、日経平均株価がバブル期の1989年末に付けた史上最高値を34年ぶりに更新しました。(終値ベース)「失われた30年」の終焉の象徴として、引き続き株価は高騰を続けるのでしょうか。かくいう自分も、15時数分前から株価をチェッ...
金融知識

米国超長期債をどう買うべきか。ETF・現物(為替ヘッジ後)の比較。

前回の記事から米国長期債に手を出そうか悩んでいますが、この1週間ほどでまた金利が上昇しました。10年利回りは一時節目の5.0%に振れ、20年利回りは5.3%の水準まで上昇しました。 ちなみに中東の地政学リスクや上記の金利上昇でリスクオフとな...
金融知識

米国超長期債を買いたい。

長期金利が上昇しています。 半年前(4月頃)と比較すると別世界になっていますが、この1か月でも金利が上昇しました。特に長期(10年以上)ゾーンが顕著で、4年程度のところはさほど変化はありません。 年限別を時系列でみていくと、20年金利の上昇...
インフレショック

TINA理論。株式と金利のこれから。

アメリカの長期金利が上昇しています。米国10年債の利回りは8月21日に4.35%台まで上昇し、2007年11月以来、約15年9カ月ぶりの高水準を記録しました。 FRBのパウエル議長は7月25~26日のFOMC後の会見で「FRBの調査スタッフ...
金融知識

持つ者と持たざる者。

円建てのS&P500が最高値を更新したそうです。ドルベースですとまだ4300と、2021年12月につけた最高値の4800からは程遠い水準ですが、為替が当時の1ドル115円から140円への劇的な円安となったことが理由です。 日経平均も足元爆騰...
金融知識

クレディ・スイスを教訓に分散投資を心に刻む。

クレディ・スイスの劣後債(AT1債)の話が思ったより波及しているのでまとめてみました。 約2.2兆円が発行されていたという、今回紙屑となったクレディ・スイス劣後債。仕組みも難しい(ソルベーマージン比率とか知らなくてはいけない)ので基本はET...
金融知識

WHAT WE DO.

2023年2月に、バークシャーハサウェイ社のウォーレン・バフェット氏から株主への手紙が公開されました。毎年、ステークホルダー向けに出しているレポートの中に記載してあります。 債券も株もともに下落する難しい局面の中、ウォーレン・バフェット氏は...
金融知識

資産運用は公立高校の受験問題に似ている。

私は小中高と公立学校出身です。 東京という都会に来て話が食い違うことが多いことの一つに、都会は「頭がいい人が行く」のが私立、田舎は「頭が良くない人が行くのが私立」ということがあります。 なんなんでしょうね。自分の場合、中学は自動的に学区で決...
金融知識

株式投資を続ける理由。

今回は、アライアンス・バーンスタインのレポートの紹介です。 年初から米国株は下落を続け、年が変わろうとしているこの12月上旬でさえ、16%の下落で推移しています。ついこの間までは「円安だからノーダメージ」と余裕をかましていたのですが、152...
運用実績

債券投資を極めたい。キャリーとロール。

今年もあと1ヶ月を切りました。 長期投資は大前提なのですが、毎年12月末で区切っていろいろ考えているため、年間でプラスにならないとなんとなく負けた気持ちになってしまいます。 年始から20%以上株価が下落していますが、「円安でキャンセルしたか...