市場環境

市場環境

2年ぶりのATH(All Time High)。

S&P500が19日に、2022年1月3日に付けた史上最高値(4796.56)を更新ました。 2年ぶりの最高値更新 です。 2年間という期間は長かったです。コロナバブルで2021年は28.7%の上昇を記録しましたが、2022年はインフレから...
市場環境

60/40 ポートフォリオは2024年に優れたリスクリワードを提供する。

ピクテから年末の挨拶(無料のメルマガ)が来ておりまして、その中では明確に 「リセッションになる」 と記されていました。 2024年は株式市場が調整局面に入る年と想定しています。米国は金利構造が逆イールド局面に入って1年以上経過しており、景気...
市場環境

2024年の株価予想。

2023年もあと数日となりました。メインで投資している米国株(S&P500)を見てみると、指数ベースでは25%の上昇を記録しました。年初は130円程度だった為替も足元は142円程度で推移しており、円ベースでも10%程度の評価益となりました。...
インフレショック

低下してしまった失業率を横目に米国株は上昇。

11月の雇用統計では雇用者数が前月比19万9000人増と市場予想を上回ったことに加え、失業率は3.7%に低下(前月3.9%)し、平均時給は前月比0.4%と今年最大の上昇幅に並びました。 労働市場の力強さが示された結果となり、米金融当局が来年...
インフレショック

円債を考えるとき。

今年もあと1か月を切りました。「暦年」で運用成績を取りまとめている自分としては、”最後の1マイル”という気持ちです。(もうすぐ終わりという安堵感とともに、気を引き締めなければいけないという意味。) だからと言って、勝った・負けたで何かあるこ...
インフレショック

長期金利が低下。年末ラリー突入か。

米国の長期金利が低下しました。一時、10年利回りが5%を超える水準に到達しましたが、現在は4.5%を切る水準にまで低下しました。 要因としては14日に発表された米国消費者物価指数(CPI)が前年比3.2%上昇と、前月の3.7%を下回ったこと...
インフレショック

株価が大高騰。2023年末着地予想を振り返る。

米国株価が5連騰しました。この1週間で5%以上上昇しました。(S&P500換算) 年初来でも14%上昇と、この1週間で見事なV字復活を決めてくれました。 突然の株価上昇の要因は3つあります。 一つ目は弱かった雇用統計。 様々なニュースで取り...
インフレショック

失業率と長期金利上昇。

政策金利の見通しが立ってきた中、これからの市場の主役となる雇用統計が発表されました。 失業率は3.8%(市場予想3.7%)、平均時給の伸びは前月比0.2%(市場予想0.3%)と、今のインフレ懸念環境下では市場にとって”適度(moderate...
インフレショック

実質金利見通しが引き上げられたFOMC。

21日のFOMCは市場の予想通り「政策金利据え置き」となりました。 四半期経済予測(いわゆる「ドット・チャート」)では、FOMC参加者19人のうち12人が年内あと1回の利上げを支持していることが示されました。 左が2023年6月時の予想、右...
インフレショック

逆イールド発生から早一年。リセッションの行方。

2022年7月に逆イールドに突入してから早1年が過ぎました。 一般的に逆イールド現象は、目先(短期)は金融引き締めの効果で金利が引き上げられ経済が弱くなる見通し、将来(長期)は景気減速期待から金利が低下する見通しというのが相まって起こる現象...