定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2023年6月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2023年6月のマーケット

FRBがFOMCで利上げの見送りを決めた一方で、四半期に一度発表される政策金利の見通しを年内に2回の利上げを見込む水準に修正したため、利上げが続くとの観測から米国金利は上昇。一方で、非農業部門雇用者数が33.9万人増加(改定値前月29.4万人増)と米景気がソフトランディングに向かうとの見方が強まったことから、株価は上昇しました。

日本の長期金利は、日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を維持したことから低下し、株式市場は、円安の進展や金融緩和政策の継続、日本企業のガバナンス改革への期待から海外投資家の買いが続き、大幅に続伸しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の7.47%から8.73%に上昇しました。

日本株が上昇しましたが、当該ポートフォリオには日本株が入っていないので、円安のおかげで海外債券や株式が上昇しました。

JREITが相変わらず芳しくありません。かなり日本株と相関が高いはずなのですが。年初来ですと、圧倒的に日本株に追いつけていません。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の21.78%から29.14%に大きく上昇しました。

含み益も先月の50万円ちょうどから70万円に大躍進しました。ボーナス入金(8万円)と円安の影響ですかね。

ポートフォリオでは株式が前月比0.7%減少、債券は0.3%現象、物価連動資産が1.0%増加と前月(6月)は株式が時価で上昇したかと思っていましたが、リバランスをしたようです。細かい戦略配分のところは大きくは変化はありませんでした。

足元、政策金利上昇懸念が高まってきました。1か月前は7月の利上げ確率は50%でしたが、現在(雇用統計発表後)では93%と”ほぼ確実”になりつつあります。米国金利も2年物は5%、10年物は4%突入ということで3月初旬、つまり米地銀破綻懸念以前に戻りつつあり、2月のマーケットの再来が予想されます。

2月を振り返ってみると、米国市場は株価下落(▲3%)・金利上昇(+0.4%)・円安(+5%)となっていますが、7月はどうなっていくのでしょうか。

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