定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2022年7月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2022年7月のマーケット

FOMCではインフレ抑制のため、6月に続き0.75%の利上げを行いました。しかし、先行きの景気減速観測から、6月には3.4%まで上昇した米長期金利が低下し、利上げ加速への警戒感が後退したことから、株の買い戻しが入りました。ドル円相場は、月半ばに対ドルで一時139円台まで円安に進みましたが、米長期金利が低下したことから、133円台で終了しました。

中国株式は、中国当局のハイテク企業への規制強化や不動産購入者の住宅ローンの支払い拒否問題が嫌気され7月は下落しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の8.07%から9.03%に上昇しました。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の17.60%%から20.06%に上昇しました。

先月とポートフォリオを比較すると債券が2%、インフレ対応資産が1%減少して、株式が3%増えました。株式も欧州株のウェイトを増加しています。

債券のETFでは今回バンクローン(SRLN)と短期米国債(VGIT)が組み入れられました。

SRLNはすべての無担保債権に優先する弁済順位を有する「シニアローン」に投資します。シニア・ローンとは、他の第一順位先取特権付債権同様、企業が破綻した際に、他の債権に先駆けて当該ローンを担保する資産の処分額から優先的に弁済を受ける権利を与えられているためデフォルトしにくいという性質を持ちます。

デュレーションは約5年、直近の配当利回り(30日SEC利回り・年率)は、4.7%となっています。

短期米国債はそのままですね。逆イールド化しているので、変に長期に投資するよりも短期(2-5年)の利回りが高いです。2年物は3%を超えていて、自分も個人で投資を考えているのですが、為替が円安に進んでしまっているのでなかなか手を出せず。

7月に入ってから「悪いニュースが良いニュース」と言わんばかりに市場が少し戻ってきました。ついに底入れなのか、単なる瞬間的な反発なのか、見極めが難しいですね。

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