定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2022年5月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2022年5月のマーケット

5月の消費者物価指数が前年比8.3%と前月(8.5%)から低下したものの、以前高い水準のインフレ抑制のため、FRBが金融引き締めを加速するとの見方から景気後退懸念が高まり、NYダウが90年ぶりに8週続落するなど、月中旬まで下落基調を辿りました。しかし、月末にかけてインフレ加速への警戒感がやや和らいだことなどから急反発し、NYダウは前月比横ばいで引けました。

中国株式市場では、上海のロックダウン解除の見通しを好感し、中国本土市場の上海総合指数、香港ハンセン指数ともに上昇しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の9.86%から9.75%に下落しました。ほぼ横ばいですね。

引き出すのははるか先の話ですし、額も少額なので特に「不動産と株」というスタンスは変えるつもりはないです。ただ、これが1000万だとどうするかというイメージトレーニングはしておかないと、という局面です。

その場合はセオリー通り「株:債券=20%:80%」にするのかと思います。ただし債券が悩ましいですね。国内だと金利が取れない(=投資しているだけ無駄)、外国債券だとここからの円高リスク(さすがにこれ以上日米金利差開きますかね?)が怖い、ヘッジだとヘッジコストが高い。

見えないコストなのであまり気にしたことがばいですが、足元約2%のコストがかかるようです。ということは例えば米国債券を買うと概ね3%のリターン(インカム含む)が期待できますが、ヘッジコスト控除後だと1%ほどしか手元に残らないことになります。

「ヘッジコストなんてしゃらくせぇ!」と為替リスクを享受していると、もしドル円が年初の水準の110円に戻りでもすれば、一撃で20%の損失です。「安定な債券に投資していた。」とはなんのことだっのか。難しいです。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の19.04%から18.34%にわずかながら下落しました。

個別の運用スタイルを見ていくと、中国株を中心に少しずつ銘柄分散が行われたようです。

今回注目するのはインフレ対応資産。私の投資期間では約10%組入れています。THEOに投資開始当初は「インフレなんて来ないだろ」と思っていたのですが、日本では実感ないですが、米国は毎月1%の勢いで物価が上昇しています。

そんな伏線も早々に回収する時がきまして、この1年間のパフォーマンスは、運用ポートフォリオさまさまです。

直近1年間のパフォーマンス

特にエネルギー株のパフォーマンスが好調です。THEOに組み込まれているエネルギー株ETF(IXE)はドルベースで年初来50%の運用実績で推移しています。円換算すると、70%になるのでしょうか。

一方で、インフレで好調かと思っていたのですが、意外と実績が芳しくなかったのが不動産株です。米国不動産株(XLRE)も世界不動産株(RWX)も、動きはS&P500と大きく変わりませんでした。

早くこの悪い相場が終わってくれることを祈るばかりです。

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