債券

金融知識

クレディ・スイスを教訓に分散投資を心に刻む。

クレディ・スイスの劣後債(AT1債)の話が思ったより波及しているのでまとめてみました。 約2.2兆円が発行されていたという、今回紙屑となったクレディ・スイス劣後債。仕組みも難しい(ソルベーマージン比率とか知らなくてはいけない)ので基本はET...
運用実績

米国債券投資の現状。

2023年も早くも四半期が終わりました。9月頃からこつこつ米国債券を買っていまして、ふと思い返せばもう半年が経ちました。 償還まで持ち切る前提=長期投資目線で買っていましたが、当然”雰囲気”で始めてしまったので、このあたりで一度状況を確認し...
インフレショック

劣後債大丈夫かな。クレディ・スイスの話。

ハイブリット債が危ない。 そんなことが其処彼処で聞こえる1週間でした。 ことの発端はクレディ・スイスの破綻懸念。同社の筆頭株主であるサウジ国立銀行のアマル・アル・クダイリー会長が、テレビのインタビューで「同行はクレディ・スイスにこれ以上資金...
運用実績

クレジットに投資する時が来たか。

株価の低迷を受け、国内の社債に手を出したり、9月頃から死ぬ気で米国債を買い漁っているこの日この頃です。お陰様で、今年に入ってから、まだ1円も投資にお金を向けていません。ふるさと納税の引き落としもあったりと、一歩間違うとデフォルトしてしまいそ...
運用実績

債券投資を極めたい。キャリーとロール。

今年もあと1ヶ月を切りました。 長期投資は大前提なのですが、毎年12月末で区切っていろいろ考えているため、年間でプラスにならないとなんとなく負けた気持ちになってしまいます。 年始から20%以上株価が下落していますが、「円安でキャンセルしたか...
インフレショック

景気後退がやってくるので備えよう。

景気後退が現実味を帯びてきました。(理由は後述します。) 10月の米国CPIが7.7%と前月の8.2%から鈍化したことに加え、多くの企業でレイオフが始まりました。 短期的には利上げペースの鈍化が期待されており、一時的な株高が見込まれるようで...
インフレショック

逆イールドになってきた。

3月の利上げイベントも無事通過し、ロシアのウクライナ侵攻も良くもならなければ悪くもならないという状況で株価が戻ってきました。S&P500は底値の4170から折り返し、10%ほど上昇しました。 このままじわじわと戻ってくれるといいのですが。 ...
金融知識

新興国債券投資を考えてみた。

債券の魅力がどんどん下がっています。 もともと企業年金等の超長期の投資の主役と言えば債券投資でした。以前もブログで書きましたが、配当が貰えなくなる(または減配される)株式とは違って、債券はあらかじめ「何%の利息を付けます」と決めているので、...
金融知識

株式投資の出口を考える。やっぱり最後は債券投資かな。

現在、資産の9割以上を株式に投資しています。今はサラリーマンなので定期的な給料が入ってくるとの、まぁ若いんだし多少の失敗も勉強だと割り切っています。将来を考えて気になるのは いつ、株式等のリスク高い資産から資産の取崩し期に向けてリスクを抑え...
市場環境

逆イールドが発生しています。景気後退のはじまりか。

最近ニュースでは「逆イールド」という言葉が良く出てきます。 さらに「逆イールド」は、リセッション(景気後退)のシグナルともいわれており、逆イールドが発生すると、株が下落する傾向にあります。 逆イールドとは、長期金利(国債10年金利)と短期金...