コロナショックの最中、米国株ETF(VOO)を180万円購入した話。

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新型コロナウイルスの「感染第2波」懸念も残る中、NASDAQは6月8日に最高値更新、S&P500は年初来プラスとなるなど、コロナショックからのV字復活を果たしました。

4月頃までは緩やかなU字復活となるのか、それともなかなか復活しないL字となるのかさまざまな憶測・議論がありましたが、蓋を開けてみれば3か月程度で復活を遂げました。

個人的には経済活動が復活して、ワクチンが出来て、雇用が戻って、消費者マインドが戻って、・・・と2~3年くらいのスパンで回復を考えていたので、本当にあれよあれよという間に、という感じです。

直近(2020年1月)までは株価は長い上昇基調に入っており、なかなか株を買い増すタイミングが難しかったので、個人的には緩やかに戻っていく中で買い増していきたいなぁ、10年後にはリバウンドも含めて評価益がウハウハになるなぁと虎視眈々と”何も考えない定額積立モード“に入ろうとしていたので、予想外でした。

本当に相場は分かりませんね。これを実感した3か月でした。

ただ、私も黙って見ていたわけではなく、概ね2回に分けて米国株ETFの購入を行いました。

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投資スタンスは定額購入

本来、私は長期目線の投資を行っているので、市場の成長のみに期待して、なにも考えず定期積立を行っています。いわゆる「ドル平均法」というやつです。しかも、基本的に超分散投資を行うため、インデックス投資です。

このブログでも何度も繰り返し書いてますが、常に市場を見ている時間や、下落時にポジションを解消したとして次にいつエントリーするのか悩む時間・労力が正直メンドクサイです。だったら、勉強なり仕事なりして他のことしていたほうが生涯のリターンとしては高くなると考えているので。

たまに良く見るんですよね。階段の踊り場で携帯の画面をじっと見ているおじさんを。あれ、絶対FXか仮想通貨やってますよ。しかも、私が通るとき(1日に何回もない)には9割見かけるので、確率的に考えると1日に相当頻度見ています。ボーナスや昇進の評価に響いたら、せっかくのリターンと相殺されてしまうので、効率が悪いと思うんですが。

また、神様でもない限り、「下落した時に買って、上昇した時に売る」を完璧に行うことは難しいというデータがありますので、基本的には市場の成長にベットして、静観です。

さて話を戻しますが、毎月、idecoはもちろん、ロボアドバイザーのTHEO、投資信託に定額積立しています。過去にETFを買ったことがありますが、ETFは定期購入していません。

なぜならば、配当に課税されるためです。

ETFは投資信託に比べて運用報酬が圧倒的に安く(投資信託は最安でも0.2%に対してETFは0.03%ほど。ただしETFは購入手数料がかかります)、最初はETFのほうが長期投資向きかなぁと思っていたのですが、ETFの配当は配当課税で20%以上取られてしまいます。特に外国のETFの場合、現地の課税(米国では10%)に加え、日本でも課税(20%)され(※)、手元に来るお金は少なくなってしまいます。

投資信託は配当も含めて基準価格に反映されるため、配当に課税されるという概念がなく、効率的に再投資できます。

(※)この課税の仕組みは二重課税と呼ばれ、問題視されていますので、確定申告することに外国課税部分の一部は戻ってくるそうです。

SBI証券より

ただし、ETFのメリットは購入にタイムラグがなく(投資信託は1営業日ほど時間がかかる)、欲しいと思った価格で購入できるのと、配当がいくらかということが分かり易いため、勉強程度で購入していました。なお、ETFは通常の個別株と同様に売買手数料が運用報酬とは別にかかるので注意です。(私は運良く売買手数料が無料のキャンペーン中でした。)

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米国株ETFを追加購入した理由

今回、通常の投資スタンスと異なり、ETFを購入した理由を説明します。理由は以下の二つです。

①相場下落の要因がウイルスだった
②過去に類を見ない相場崩壊に対して、類を見ない政策が打たれた

実際の2019年10月頃に実験的にETFを購入しました。その後、1月(そこそこ高値のときですね。泣)にボーナスの使い道に悩んで、”貯金よりは利回りいいだろ“ということで追加購入して、あとはもう買わないな、という気持ちでいました。

年が明けてイランのソレイマニ司令官殺害事件があったりとしながらも、米中貿易協議一部同意があったりと、2月の中旬頃まで米国株価は順調に上昇します。正直上昇しながらも、景気後退が疑われる指標が多かったため、2018年2月の下落(Vix下落などと呼べれますが)を想定して、キャッシュを蓄えていました。

その後、2月の後半から新型コロナウイルスの感染拡大が騒がれ、中国がシャットダウンされます。この辺りは過去のMARSやSARSを踏まえると、”10%の下落が底”と考えられいたため、10%ほど下落したところで追加購入しました。日々の値動きが激しいので、変にタイミングがずれてストレスを感じるよりは、タイムラグがないようがよいなと考え、投資信託からETF購入に切り替えました。もちろん、定期購入はこの間も、この先も続けています。

とはいえ、過去のウイルスの例と異なり、とんどん株価が下落しています。この辺はもう”相場は見ない!”という精神状態でした。俗にいう”失神”という状態です。笑

とはいえ、リーマンショック時のような金融システムの崩壊を起因とした相場下落ではないため、「ウイルスなんだから、ウイルスなくなればそのうち戻るでしょ」というスタンスで損切りもしませんでした。ここまでが①の要因です。

その後、状況が変わってきたのは、3月2日の世界銀行の金融緩和の協働報道や、3月3日FRBの緊急利下げからです。

もちろん金融緩和だからと言って必ず景気が上向くわけではないのですが、市場が大きく反応したことに違和感を感じました。3月2日はNYダウが1,300ドル上昇、3月4日も大統領選挙で中立派のバイデン氏圧勝報道があったからかもしれませんが、1,000ドル以上上昇しました。

こんな人類の存続が危ぶまれている状況で、1000ドルも株価が上がるんだ

と思い、なんとなく市場にはエネルギーが残っており、上向きとは言えないまでも、底値感を感じました。

これはまた新しい金融緩和・財政政策のニュースが出たら一気に上がってしまうと考え、上下のボラティティが激しい中で、少しでも下値で買えないかとタイミングをうかがいながら購入しました。

あの歴史的な3月24日の2112ドルの上昇の手前でぎりぎり注文が通ったのはうれしかったです。VOOの前日終値は204ドル(底値は200ドル)でしたが、なんとか成り行きで207ドルで購入できました。終値は224ドルと、この日だけで10%上昇しました。

NYダウはその後3日間(24~26日)で4000ドル上昇します。ここまで来ると、ある程度下駄を履けた状態になり、多少リスクを取れる状態になったので、そのあとは、これは一定程度まで上昇するという自信と、2番底が来るかもしれないという疑惑に揺れながらも、タイミングを分散するように購入しました。ですので、3月ほどの額では追加購入できませんでした。笑

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定期積立を行っていたからリスクを取れた

株式投資の格言でもあるとおり、「噂で買って事実で売る」ことをしないと、株価上昇を享受できません。今回も、何かしら経済政策手段が打たれる雰囲気があったので、正直イチかバチかの賭けに勝ったに過ぎないものでした。

ただし、”長期的には株価は上がる”という長期投資の本質を信じることと、別に定額積立している額に比較すればそんなに大きな額ではなかったことが、リスク許容度を引き上げてくれて、結果前向きなチャレンジが出来た、ということが大きな要因だったかと思います。

つまり、「お金持ちはリスク許容度が大きいため、どんどんチャレンジができる」=「お金持ちはどんどんお金持ちになる」という理論が少しだけ理解できた気がします。エンジェル投資家なんてものがその最たるものですからね、10社中1社でもEXIT(上場や買収)されれば、何十倍・何百倍というリターンが得られるのですから。

結果的に6月8日時点で10%近い含み益が出ました。今後この含み益が増えていくのか、なんだかんだ二番底に向かって幻となって消えていくのかは正直わかりません。

ただ、冒頭でも書いた通り、4月からコツコツと、次の暴落に向けてキャッシュを確保しているので、現在から10%ほど下がったところでまたタイミングを諮りたいと思います。

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