定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2023年11月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2023年11月のマーケット

FRBがFOMCで2会合連続の政策金利据え置きを決めたことを受けて、利上げ局面が終了したとの観測が強まったことから金利が低下し、投資家のリスク選好姿勢が強まったことから、株価は上昇しました。

為替(ドル円)は、これまで日米金利差を背景に円安に進んできたことから、米長期金利が大幅に低下したことを背景に、147円台まで円高が進行しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の6.75%から8.14%に上昇しました。

為替が円高に振れているので、特に外国債券のほうが心配でしたが、外国債券も11月~12月は堅調のようです。自分が投資しているのは「ヘッジなし」ですが「ヘッジあり」もこの1か月で上昇しているようです。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の26.91%から29.84%に上昇しました。

ポートフォリオでは株式が前月比2.1%と時価変動より大きく変化したような感じです。恣意的に株式ポジションを増やしているのでしょうか。細かい戦略ではメキシコ株式を辞めて、新興国債券を増やしています。

今回仲間入りした新興国債券(EMB:iShares JPMorgan USD Emerging Markets Bond ETF)ですが、過去5年では悲惨なことになっている一方で、直近は10月下旬を底に10%ほど上昇しています。

11月末時点では、デュレーションが4.9年、利回り(最終利回り)は6.8%とのこと。まさかのメキシコが組み入れ割合トップ。だから株式からはメキシコを外したんですね。

eMAXIS 新興国債券インデックスより

ちなみにメキシコの政策金利は11.25%とのこと。

メキシコ中央銀行は14日の会合で政策金利を11.25%に据え置くと全会一致で決定した。据え置きは予想通りで、6会合連続。見通しはなお厳しいとしながらも、インフレ抑制の進展は見られているとの認識を示した。

中銀は声明で、インフレ率を目標の3%(プラスマイナス1%ポイント)に戻すために政策金利を「当面」現行水準に維持する必要があると改めて表明。インフレ率は2025年第2・四半期に目標水準に戻るとの予想を維持した。(略)

メキシコの総合インフレ率(前年比)は10月に4.26%と21年2月以来の低水準まで鈍化したが、11月は4.32%に上昇した。

ロイターより
タイトルとURLをコピーしました