CFA Level1の試験まであとわずか。MOCKを受けたあとの今の心境。

CFA

CFAのLevel1の試験(2020年12月5日)まであとわずかになりました。この投稿が上がるのは、試験当日になるかと思いますが、1週間前に綴っています。

今の心境を率直に言うと

やばい。受かる確率40%くらい。

です。8月から勉強を始めて、いわゆる有料の参考書を買わずに勉強を進めてきました。

ここまでのトータルの勉強時間は約200時間(試験1週間前)ほどです。ひたすらCFA公式の無料で使える参考書の章末問題を解くことに注力しまして、ルーズリーフも100枚(B5裏表なので全部で200ページ)も超えました。

問題も選択肢も英語ということで、最初はてこずっていましたが、言うてインフレーションやらボラティリティやら横文字も多かったので、そこまで苦労はしませんでした。あえて言えば、職業倫理(ethic)で2重否定が出てきたりするの手が止まってしまいますので、残り1週間で死ぬ気で慣れようと思います。

自分で言うのもなんですが、過去には証券アナリスト2次試験、アクチュアリー1次試験、最近だと2年前にCIIA(国際公認投資アナリスト)に合格してきているので、”Level1なんか英語に慣れればいいだろ”くらいの気持ちでいました。

この気持ちを玉砕したのが模擬試験(MOCK)でした。

模擬試験とは試験日前2か月前(今回で言うと10月頃)にこつ然と現れた無料の試験アイテムです。

A~Cと3つあり、それが午前・午後と合計6つ(合計18時間)分あります。

また11月頃になると有料の模擬試験の案内がありました。(私は受けなかったのですが)

この模擬試験が難しい・・・。章末問題と同様に120問の3択なのですが、初見で4~5割しか解けませんでした。一度7割をたたき出したセッション(75/120)もあったのですが、それで慢心したせいか次のセッションでは5割以下に下がってしまい、冒頭の「合格率40%」という気持ちになりました。ただし、本番と模擬試験は難易度が違うとは聞いているので淡い期待も含んでの40%ではありますが。

範囲が広いことは分かっていました。それにも関わらず、細かい問題も出てきます。

統計では普通にF分布での検定が出てきますし、得意の配当割引モデルも前提が難しいし、計算量が圧倒的に多い。財務諸表では毎回わからない単語出てくる。リスクマネジメントのような「とりあえず原則を軽く分かっておけば雰囲気解けるでしょ」という問題も、選択肢の微妙な違い(英語力も問題かも知れませんが)に悪戦苦闘。財務諸表におけるIFRSとUSGAAPの違いを問う問題は、すぐにあきらめることに決めました。笑

一番恐れているのは職業倫理(ethic)の足切り。ホントに1分ちょいで解くのかよ、と思わせる問題文の長さです。マイケルの上司がタオで、タオの前職の上司がジョージで、という風に登場人物の名前と肩書きを把握するだけで四苦八苦しています。GIPSも、結局10年前に証券アナリスト協会が出した日本語訳を読み込んでいます。それでも職業倫理は4~7割とボラティリティが激しいです。

ただただ文句ばかりになってしまいましたが、今反省するべき点としては5月頃から初めておけばよかったということ。もしかしたら有料の参考書を買っていれば、8月からでも間に合ったのではないかということを今更考えます。

本来ならば章末問題をもう一周して、MOCKもできれば3周したかったなと思います。知識の範囲も終えていないどころか、英語も毎回「この単語はそもそも否定なのか・肯定なのか」で迷ってしまうこともあります。そういうときは、回答の選択が3つなので、方向感が2つあるものは否定しているんだなと逆算して問題文を読み解くようにしています。(時間の効率が悪くなりますが)

なんにせよ、試験料10万円の集大成を1週間後に発揮しなければいけません。とりあえず死ぬ気で頑張ります。

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