インフレショック

インフレショック

It is ‘premature’ to think about a Fed pause。

米連邦準備理事会(FRB)は2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを決めました。通常の3倍の利上げ幅で、6月に約27年ぶりに実施してからは4会合連続となりました。0.75%の利上げ幅は市場予想通りで、短期金利の指標である...
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株高を煽る話が多くなってきた。

FOMCガチャの時期になってきました。英語だと「Powell Pivot」と呼ばれ、FRBが金融政策の方向性をコロコロ変えることを皮肉っており、FOMCの度に「今回はタカ派(引締めの強化)だ」とか「意外とハト派なんじゃないか」という解釈で株...
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分散投資はオワコンなのか。債券と株式の相関の話。

株価が下がれば債券価格は上がる。 証券アナリストの試験勉強でも学ぶ、分散投資の基本です。しかし、現実には機能しなくなってきています。今年に入ってから、米国株(S&P500)は20%以上下落しましたが、米国債券も18%以上下落しました。全く分...
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株式は年末までに「醜い下降トレンド」を脱する。

なかなか下落相場が落ち着きません。若干、消費者物価指数(CPI)が頭打ったとか、景況感が悪くなっている等で利上げ観測が緩和され、足元は一進一退の動きが続いています。 一方で円安が進み、為替込みのS&P500は年初来フラットで推移しています。...
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今の相場は買い場なのか。

9月も終わり、今年も残すところあと四半期(3か月)となりました。ここで、今年の初めに出された格運用会社の2022年末予想を振り返ってみましょう。 当時は2022年内の利上げ回数も「3回=0.75%」という予想でしたが、 すでに12回(3.0...
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FOMCと為替介入。

この1週間でいろんなことがありました。 まずは、注目のFOMC。自分も「たまにはパウエル議長の記者会見をライブで見てみよう」と思い、日本時間夜中の3時に始まる記者会見に合わせて起きてみました。 英語わからない。 変な英語より聞き取りやすいん...
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なんでCPI、上がってしまうん。

「ネガティブサプライズ」 そんな言葉がまさに当てはまる発表でした。 前評判の市場予想は前月比0.1%の減少(前年比は8.1%)、前日に発表されたニューヨーク連銀の期待インフレ率も大きく低下しました。 One-year ahead 3年後のイ...
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益を得る唯一の方法は、現金もしくは空売りだ。

ジャクソンホールで潮目が様変わりした8月も終わりました。 8月はあらゆる投資商品が下落しました。株式(S&P500)は4.2%下落したのはもちろんのこと、安全資産と呼ばれる米国国債も2.2%下落しました。この相場の悪さは1981年以来40年...
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ジャクソンホールで株価が暴落。株式市場より債券市場のほうが賢いのか。

注目されたジャクソンホール会議が閉幕しました。 約9分間の短いスピーチの中で、パウエル議長は「インフレを抑制するために家計や企業に多少の痛みは伴う」とコメントし、「タカ派」との発言と市場は捉えられました。 While higher inte...
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株価は半値を戻したけど2008年の再来か。

週間ベースでは4週連続の上昇を記録し、1月のピークから6月の底までの下げ幅の半値戻しの水準である4232を超えました。 「半値戻しは全値戻し」という投資格言があるように、下げた値幅に対して半分まで戻してくれば、今後もとの値段まで戻っていく上...