インフレショック

最悪の決算発表を通過。

2023年4-6月期の決算結果が出そろってきました。9月1日現在で、S&P500企業(500社)のうち497社の決算が発表されています。リフィニティブによれば、78.7%の企業がアナリスト予想を上回り(長期平均は66%)、年率のEPS成長は...
インフレショック

TINA理論。株式と金利のこれから。

アメリカの長期金利が上昇しています。米国10年債の利回りは8月21日に4.35%台まで上昇し、2007年11月以来、約15年9カ月ぶりの高水準を記録しました。FRBのパウエル議長は7月25~26日のFOMC後の会見で「FRBの調査スタッフは...
雑記

自然利子率=Rスター。

7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で追加利上げの可能性が指摘されたことから、長期金利が上昇し、4%を超える水準まで上昇しました。一時期は3.3%まで下落した10年債利回りでしたが、2022年10月の水準まで戻ってきてしまいました...
アクチュアリー

アクチュアリーらしくビッグモーターの件を損保数理で考える。

今すぐにではないですが、そろそろ車ほしいなぁ、新車は昨今の半導体不足やインフレの影響で高いし、中古車かなぁと思っていた矢先のこの事件です。詳細は散々ネットの海に情報が転がっているので、ここでの説明は省きますが、正直どう決着するのやら。まさに...
市場環境

米国債が格下げ。

大手格付け会社フィッチ・レーティングスは8月1日、米国の格下げを発表しました。外貨建て長期債務格付けを最上位の「トリプルA」から1段階低い「ダブルAプラス」に引き下げました。Fitch Ratings - London - 01 Aug 2...
運用実績

ソフトバンクの劣後債が大変なことになっている。

日本銀行は28日に開いた金融政策決定会合で長短金利操作(YCC)の修正を決めました。長期金利の上限は0.5%を「めど」としたうえで、経済物価情勢に応じて0.5%を一定程度超えることを容認するという政策に変更しました。日銀は政策金利をマイナス...
アクチュアリー

アクチュアリー試験は自分にとってハンター試験だった。

またこの暑い季節がやってきました。この季節になると思い出すのが、アクチュアリー試験の申込み。昨年度のCBT(コンピュータ形式)になったことから、今では9月からの申込になったようです。あと受験料も個人・会員(会員法人所属含む)関係なく8,50...
インフレショック

景気後退確率が下がりながら決算期に突入。

2023年第2四半期の決算が本格化してきました。今のところは前向きな報道が多い様子です。それがきっかけか、NYダウは10営業連続の上昇。10日連騰は2017年8月以来(約5年11カ月ぶり)だそうです。ちょうど私がidecoを始めた頃ですね。...
インフレショック

債券を買い続ける日々。

12日に米国の消費者物価指数が発表され、総合指数は前年比3%と前月の4%から大きく鈍化する結果となりました。一方でコア指数は前年比4.8%と物価目標の2%を大きく上回ったままです。PIMCOのレポートで面白いものを見つけました。インフレ率は...
インフレショック

ソフトランディングの予想が高まってきた。

6月の最終日に注目された個人消費支出(PCE)が発表され、前月比0.1%上昇(前月は0.4%上昇)、前年比では3.8%(前月は4.3%)とインフレが鈍化していることを示しました。同日発表の6月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は6...