株式

市場環境

ベストを取りこぼすとリターンは3分の1以下に低下。長期投資の重要性。

2020年も気づけば半分を過ぎていました。 さて、モーニングスターの統計によると、2020年の上半期はパッシブへの流入超過額が過去最高を更新したそうです。 2020年上半期の一般投資家が購入可能なファンド(※)への純資金流出入額では、アクテ...
金融知識

セル イン メイ(5月に株を売れ)を検証。

2020年5月は、経済活動の段階的な再開への期待感などから、株価が上昇しました。NYダウは4.26%、日経平均株価は8.34%上昇しました。 一方で、5月は「セル イン メイ(Sell in May)」=「5月に株を売れ。」と昔から言われて...
金融知識

Pythonで株価の収益率を分析してみた。

2020年のゴールデンウィークは、ずっと室内での引きこもりを余儀なくされていたため、プログラミング言語のPythonを始めました。 「引きこもりを余儀なく」と言っていますが、コロナ前と比較しても3日に1回は通っているスポーツジムに行けなくな...
金融知識

株式のリターンは確率分布に従うか。ブラックスワンの発生確率を検証。

以前、アクチュアリーという職業は、確率・統計という学問を、星の軌道計算や理想的なサイコロを振った場合といった自然科学的な分野から、社会現象的なものに利用を広めたところから始まったという記事を書きました。 社会現象的なものというと、人の身長分...
金融知識

強気相場はいつやってくるのか。弱気相場のサインを確認しよう。

2兆ドル規模の新型コロナウイルス対策法案が間もなく成立するとの期待かた、米国株式市場は26日に3日続伸となり、NYダウ平均株価は23日の安値から2割超上昇しました。 23日の安値である18,213ドルから、26日の高値である22,552まで...
運用実績

安く買って高く売ることは難しい。”最高の日”を選択できるか。

新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞で、株価が連日連夜下落しています。世界各国も様々な経済対策を打ってきています。 日本経済新聞より "期末"という評価軸がある機関投資家だけでなく、個人投資家も投げ打ってしまっている状況かと思い...
CIIA・証券アナリスト

株価の求め方(2/2)-資本コスト-

株式投資していると誰もが思う疑問 この株式の価値(価格)はいくらなのだろう? 今回は第2弾です。前回は、株価の評価の元となる「株式から生み出される利益」について、説明しました。 配当金や企業の中に蓄えられる自己資本が、その対象となります。結...
CIIA・証券アナリスト

株価の求め方(1/2)-配当金と企業価値-

株式投資していると誰もが思う疑問 この株式の価値(価格)はいくらなのだろう? 株式の価値が分かれば、今市場で安くなっている株を買って高くなるまで待つこともできますし、今後株価が下落するかどうかびくびくすることもありません。 特に日本だけでな...
CIIA・証券アナリスト

4つの株式評価モデルを整理してみた。

今日は株式評価モデルについて整理したいと思います。証券アナリスト(CMA)の勉強でもそうだったんですが、個人的にこの分野は、勉強してて一番テンションが上がる分野でした。 なぜテンション上がるかって? 株価が分かるから、儲かるじゃん! という...
CIIA・証券アナリスト

転換社債とワラント債の違いを整理。

タイトルどおり、転換社債とワラント債のお話です。 2016年9月の過去問に出てきました。今日はお話というか、私自身もよくわかっていなかったので、整理の意味も込めて書こうと思いました。まず、それぞれなんなのか。 転換社債(CB: conver...