定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2022年11月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2022年11月のマーケット

米消費者物価上昇率(CPI)が前年比+7.7%と4か月連続で低下したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げペースを鈍化させるとの見方が強まり、米長期金利が大幅に低下したことを好感して、大きく上昇しました。欧州の株式市場も、FRBの利上げペース減速観測を受けて、投資家のリスク選好姿勢が高まったことで、米国株式市場に連れて大きく上昇しました。

米10年国債利回り(長期金利)は4%から大幅に低下し、3.7%付近で終了しました。ドイツの長期金利も、FRBに合わせて欧州中央銀行(ECB)が利上げペースを減速させるとの見方が意識され、米長期金利に連れて低下しました。

FRBの利上げペースが減速するとの見方が強まり、米ドルを売って円を買い戻す動きが広がったことから、円は対米ドルで大幅に上昇しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の7.69%から8.03%に上昇しました。

定期的に確認している運用実績の比較ですが、まだ上位にはいるようです。さすがに元本保証には負けたくない。笑

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の22.26%から19.10%に下落しました。円高になった影響で為替差益が剥がれたからですかね。

アセットベース(株・債券・インフレ)での配分変動はほぼありませんでした。スタイルベース(戦略)ですと、株式のところで新興国の割合が2.5%増加したことに加え、メキシコ株が1.5%新規採用されていました。

メキシコは、新興国(エマージング)の一部です。新興国インデックス(FTSE Emerging Markets)の場合、約3%組入れられているのがメキシコです。

Vanguard FTSE Emerging Markets ETFより

メキシコ市場のパフォーマンス(EWW)を調べてみると、正直、あまり芳しくありませんでした。ざっくり経済情勢等調べてみましたが、他の新興国同様にインフレにより利上げを相次いでおり、新型コロナの感染状況も何か大きな改善の兆しがあるような状況ではないようです。

blackrockホームページより(EWW)
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