2020年3月24日、コロナショックの底値を付けてから1年が経ちました。
2月19日に過去最高値を記録して1ヶ月程度で34%下落しました。ちなみにタイトル画像は、底値を付けた3月23日の翌日(3月24日)のマーケットです。1日で10%上昇しました。
その後、8月には元の株価水準まで回復し、大統領選挙やワクチン普及期待と、足元までブルマーケットです。結局、このブログを書いている3月下旬では、底値から80%近く上昇しました。
過去のベア(下落)相場を振り返って見ると、今回の「コロナショック」の回復の速さには驚きます。聞くところによると、情報技術の発達により、瞬時に金融緩和や財政出勤の情報・効果が伝わることから回復が早いのだとか。確かに年々回復までの期間が短くなっているようです。まさに証券ナリスとで学ぶ「完全市場」(CAPMが成り立つ市場)です。
第2次世界大戦以降、30%以上の下落局面は5回ありました。5回すべてにおいて”2年目も平均して17%上昇している“そうです。ただし、2年目には必ず”pull back”(「調整」というニュアンスでしょうか)が起こることが多く、平均して10%の下落局面を迎えるようです。
また、CMBCが集計している各運用会社の2021年末予想平均は4099ポイントで、2021年は約10.7%の上昇を見込んでいます。(4099÷3700=10.7%)
あのゴールドマン・サックスも「信じ続けろ」と言っているので、信じていきましょう。
ここで話が反れますが、Twitterで考えされられるツイートを見つけたので、記録しておきたいと思います。
「株価はバブル」だとか「暴落する」という人が多いが、そういう人はインバースETFでも買っておけばいい。そう言っている人の本音は「下がったら買いたい」ということが多い。だから上昇時に弱気の意見が多い時は「買いたいけど買えない人が多い」ということ。誰もが強気なったときに相場が終わる。
確かに自分も弱気のときは「下がったら買おう」と思っているときです。本当のバブルは「これ下がる気配ないからとりあえず買っておけ!」という雰囲気のときですね。しっかり自分を客観的に見れるようにしておきたいと思います。
なんとなく6月くらいにリスクオン・ムードになりそうです。