やれどもやれども網目の粒度は変わらず。

CFA

巷では夏休みやお盆休みの時期であり、ご飯を食べる時にしか見ないテレビでは、オリンピックやコロナの新規感染者増加の話題ばかりですが、相変わらず仕事orCFAの生活を続けています。

少し前からCFAのPracticeExam(schwererの教材)に手を付け始め、記念すべき1回目(全4回目)を解いてみたところ”ほぼ6割”という絶望的な点数を出してしまいました。

個人的には(何の保証もないですが)、65%がデットライン、70%が安全ラインと以前は考えていたのですが、5月のLevel1の合格率が25%だったということもあり、75%~80%あったらなという風に考えています。

やはり本番形式の緊張感が重要ですので、またすぐに試験形式の問題には手を付けて無駄うちしてしまうのはもったいなく(とはいえ公式のMOCKに手を付けるという手段もあるのですが、精神的にも時間的にも余裕がない。笑)、一度テキストの方に戻って、小問を解きながら自分が理解できていなかったところを復習することにしました。

たかが小問基礎くらいできているぞ。

と正直馬鹿にしていたのですが、意外と時と共に忘れていまして、なんだかんだ良い復習になりました。アクチュアリー試験のときもそうでしたが、”最後はテキスト(まぁCFAは公式テキストではないのですが)に立ち返る“というのは重要です。アクチュアリー試験は教科書と過去問以外勉強する術がないというツッコミはありますが。

このようにひたすらテキスト(schwerer)とお友達になり、試験当日までの流れを想定して、ちょっとした隙間時間にも勉強できるように、schwererのQuickSheetsも改造しました。改造と言っても、小問を解いて気づいた”自分が覚えるの苦手そうだな”というワードや関係式をひたすら書きまくっただけですが。

その甲斐があってか

2回目のPracticeExamは73%(132/180)

嬉しかったですね。自分で言うのもなんですが、今までの資格試験の中で、事前に自分も思い描く水準に到達したことなかったのですから。あと2回もPracticeExamがあるわけですから、これは夢の8割台も夢じゃない。しかもこの時、職業倫理の正答率が8割でしで、個人的に職業倫理が一番経験がものをいう分野(暗記や計算じゃないので解けば解くほど正答率が上がる)と思っていたので、職業倫理ほぼ満点稼いで底上げが期待できる!と浮かれていました。

さて、もう一度小問を解き直して、大嫌いだったキャッシュフローの直接・間接法の細かい計算の違いや、IFRSとUSGAAPの減損や再評価の計算方法、F分布や相関の検定の公式(t分布の自由度n-2のやつ)、GIPSの9項目も全暗記し、まぁ余裕で7割を超えるだろうと思って手を付けた3回のPracticeExam。

66.6%(119/120)

文字の如く目を疑いました。あれだけ調子を掴んだと思っていた職業倫理が6割を切り、もともと苦手分野だった経済・FRAは7割取れた(2回目より正答率は高かった)一方で、コーポレートファイナンスとポートフォリオマネジメントでやらかしました。正直、コーポレートファイナンスとポートフォリオマネジメントなんてだいたい型にはまった問題が多いので、解ける問題解いておけばいいやと思っていたのですが、そんな細かいこと聞く?というものにやられました。

まだまだレベル上げが足りないようです。それにしても職業倫理がショックでしたね。家で採点しているときはどうしても「それはいいんかい!(not violate)」と声を上げて突っ込んでしまいます。

まだまだ奥が深いですね。結構英語に苦労はしなくなったのですが(それでも分からない単語出て来て詰む問題数問ある印象)、証券アナリストの1次ってこんなに勉強したのかな。長くサラリーマンやり過ぎてストレスで脳みその性能落ちてきたのかな、と考えるほどです。

さて、正直そろそろ本気で時間がなくなってきた=試験本番が近付いてきたので、試験前の準備を始めました。今回気づいたのが

受験票がなくなった

こと。当日は電卓とパスポートだけ持ってこいとのことでした。

CFAホームページより

時計もペンも消しゴムもいらないようです。なんか書いて消すことができるホワイトボードのようなものが貸し出されるとか。(どこかに書いてあった気がしますが、気のせいかもしれないので確認してください。)

CFAホームページより

当日のスケジュールを確認すると、休憩が30分しかないんですね。なにか食べている暇ないですね。

既にCBT形式で受験された方のSNSなんかを参照すると、途中退席が可能のようですね。ただ私の場合、いまのところPracticExamで90問解くのにちょうど2時間かかっているので、時間いっぱい使いそうです。

泣いても笑ってもあと指を折る日にちしかありません。ここまできたら受かる・受からないにこだわるよりもやるだけやるしかないですね!

ちなみに5月の合格率25%は衝撃的でした。さすがにこの馬鹿高い受験料で記念受験するような人はいないでしょうから、回数が増えたからって受験者の質は落ちないはずです。

ほんとうに相対評価になってしまって上位25%しか受からないような試験になってしまっていたら、80%くらい正答率ないといけないでしょうから、ぶっちゃけ受かる自信はないですね・・・。

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