市場環境

インフレショック

劣後債大丈夫かな。クレディ・スイスの話。

ハイブリット債が危ない。 そんなことが其処彼処で聞こえる1週間でした。 ことの発端はクレディ・スイスの破綻懸念。同社の筆頭株主であるサウジ国立銀行のアマル・アル・クダイリー会長が、テレビのインタビューで「同行はクレディ・スイスにこれ以上資金...
インフレショック

シリコンバレー銀行のあれやこれや。ガンドラックは金融危機を示唆?

米シリコンバレーバンク(SVB)が3月10日に経営破綻しました。 SVBは、テック系スタートアップ企業向けのエクスポージャーが多い中規模銀行です。ポートフォリオに多額の国債および政府系モーゲージ債(MBS)の含み損を抱えており、預金の払い戻...
インフレショック

インフレ再燃懸念で金利上昇が止まらない。

3月に入りました。投資を始めて早何年も経ち、感覚的に2月が苦しい相場が多いように感じます。そんな2月も無難に通過し、ここから「相場の春だ」と行きたいところですが、なんとも雲行きが怪しい状況です。 少し前な 悪いニュースが良いニュース という...
インフレショック

”データ次第”はインフレは予想可能ということ。

2月1日に「議事要旨を見てくれ」とパウエル議長が言っていたため、非常に注目が集まった今回の議事要旨発表。 結果、内容としては景気減速やリセッション(景気後退)よりもインフレの高止まりを懸念していることや、「数人」の参加者が前回と同じ0.5%...
インフレショック

今年の利下げはなくなりそう。

今年(2023年)の後半には利下げがあるから、外国債券を買って、キャピタルゲインを期待していたのですが、なかなかそうはいかないようです。 まずは2月3日の雇用統計。1月の失業率は3.4%と、1969年5月以来の低水準となりました。市場予想の...
インフレショック

FOMCは予想通り通過。

注目の2023年最初のFOMCは、利上げ幅を前回の0.5%から0.25%に縮小しました。今回の政策決定は全会一致で決定されました。 記者会見で、パウエル議長は「インフレ鈍化のプロセスが始まった」と物価高の勢いが落ちてきたことを認めました。 ...
インフレショック

そろそろリセッション入りを織り込んできたか。

結局クリスマスラリーはあったのかなかったのかよく分からない状況になりましたね。個人的には株価上がったっけ?という印象ですが。 ちなみにクリスマスラリーの定義は「クリスマス後の5営業日から新年の第2営業日にかけて」だそうで、去年(2022年)...
インフレショック

2023年の株価予想。

2022年も残すところあと1週間ほどとなりました。肝心の米国株は年初から下がり、足元では20%の下落です。一時は円安で相殺されていましたが、円高に進行すると同時に、その下落の影響も露わになってきてしまっています。 一年間の株価予想を振り返る...
インフレショック

株式相場のサンタクロースは来るのかなぁ。

CPIが予想より低かったら。 FOMCが終わったら。 経済指標(小売売上高・PMI)が悪かったら。 株が上がると思っていました。 S&P500の推移 蓋を開けてみれば3日続落。FOMC直後には暴騰を見せましたが、その後は芳しくなく。個人的に...
インフレショック

ドル高のピークは2023年上期にやってくる。

今日はゴールドマンサックスのレポートの紹介です。 2022年に入ってドル高・円安が進みました。足元は少し円高に向かってますが、一時は152円にまで円安が進行する場面がありました。 ドル高となっているのは円に対してだけではなく、他の通貨とのド...