インフレショック

インフレショック

景気後退確率が下がりながら決算期に突入。

2023年第2四半期の決算が本格化してきました。今のところは前向きな報道が多い様子です。それがきっかけか、NYダウは10営業連続の上昇。10日連騰は2017年8月以来(約5年11カ月ぶり)だそうです。ちょうど私がidecoを始めた頃ですね。...
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債券を買い続ける日々。

12日に米国の消費者物価指数が発表され、総合指数は前年比3%と前月の4%から大きく鈍化する結果となりました。一方でコア指数は前年比4.8%と物価目標の2%を大きく上回ったままです。PIMCOのレポートで面白いものを見つけました。インフレ率は...
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ソフトランディングの予想が高まってきた。

6月の最終日に注目された個人消費支出(PCE)が発表され、前月比0.1%上昇(前月は0.4%上昇)、前年比では3.8%(前月は4.3%)とインフレが鈍化していることを示しました。同日発表の6月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は6...
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このブル(上昇)相場は続くのか。

今日はMAN instituteのレポートの紹介です。米国相場が強気相場入りしましたが、今後も上昇は続くのでしょうか。実際にこの上昇を支えているのは、S&P500のうち7銘柄であり、今年のS&P500の12%上昇に寄与した銘柄は、Nvidi...
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2023年の株式市場はイカロスになる得るのか。

なかなか米国株が上がりません。米国株を代表するS&P500指数は、2021年の年末に最高値の4800を記録してから早2年半。一時は25%下落し3600を切る場面もありましたが、ここの所は4200を天井に行ったり来たりしています。足元でも、最...
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株式投資家と債券投資家どちらが賢明か。

5月3日、おそらく今回のプロセスで最後であろう利上げが行われました。利上げ幅は市場予想のとおり0.25%となり、結果として誘導目標は3月のドットチャートの中央値の5.1%を上回る5.00%-5.25%となりました。これは2007年以来の高水...
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5月が最後の利上げかな。

あといくつ寝るとFOMCとなりました。日本はゴールデンウィーク中の5月3日結果発表です。SVBの破綻等ありましたが、この一件も足元は落ち着きを取り戻し、市場のメインシナリオは0.25%の利上げとなっています。3月に発表されたFOMC参加者の...
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ソフトランディングは幻想。

金融システム不安前までは「このままインフレも落ち着いて強い経済のまま突き進むのか?」といった”ノーランディング”期待がありましたが、金融システム不安が起こり、一方でインフレの主要因である雇用の強さも続いています。金融システム不安が起こり、リ...
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劣後債大丈夫かな。クレディ・スイスの話。

ハイブリット債が危ない。そんなことが其処彼処で聞こえる1週間でした。ことの発端はクレディ・スイスの破綻懸念。同社の筆頭株主であるサウジ国立銀行のアマル・アル・クダイリー会長が、テレビのインタビューで「同行はクレディ・スイスにこれ以上資金を投...
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シリコンバレー銀行のあれやこれや。ガンドラックは金融危機を示唆?

米シリコンバレーバンク(SVB)が3月10日に経営破綻しました。SVBは、テック系スタートアップ企業向けのエクスポージャーが多い中規模銀行です。ポートフォリオに多額の国債および政府系モーゲージ債(MBS)の含み損を抱えており、預金の払い戻し...