インフレショック 逆イールド発生から早一年。リセッションの行方。 2022年7月に逆イールドに突入してから早1年が過ぎました。一般的に逆イールド現象は、目先(短期)は金融引き締めの効果で金利が引き上げられ経済が弱くなる見通し、将来(長期)は景気減速期待から金利が低下する見通しというのが相まって起こる現象と... 2023.09.20 インフレショック市場環境
インフレショック 失業率上昇とソフトランディング期待。 1日に発表された米失業率は3.8%と、2022年2月以来の高水準を付けました。非農業部門雇用者数は18万7000人増加。増加数は過去12か月の月平均(27万1000人)を大きく下回りました。この1年間の変化で見ると、やはりレジャーやサービス... 2023.09.10 インフレショック市場環境
インフレショック 最悪の決算発表を通過。 2023年4-6月期の決算結果が出そろってきました。9月1日現在で、S&P500企業(500社)のうち497社の決算が発表されています。リフィニティブによれば、78.7%の企業がアナリスト予想を上回り(長期平均は66%)、年率のEPS成長は... 2023.09.01 インフレショック市場環境
インフレショック TINA理論。株式と金利のこれから。 アメリカの長期金利が上昇しています。米国10年債の利回りは8月21日に4.35%台まで上昇し、2007年11月以来、約15年9カ月ぶりの高水準を記録しました。FRBのパウエル議長は7月25~26日のFOMC後の会見で「FRBの調査スタッフは... 2023.08.25 インフレショック市場環境金融知識
インフレショック 景気後退確率が下がりながら決算期に突入。 2023年第2四半期の決算が本格化してきました。今のところは前向きな報道が多い様子です。それがきっかけか、NYダウは10営業連続の上昇。10日連騰は2017年8月以来(約5年11カ月ぶり)だそうです。ちょうど私がidecoを始めた頃ですね。... 2023.07.21 インフレショック市場環境
インフレショック 債券を買い続ける日々。 12日に米国の消費者物価指数が発表され、総合指数は前年比3%と前月の4%から大きく鈍化する結果となりました。一方でコア指数は前年比4.8%と物価目標の2%を大きく上回ったままです。PIMCOのレポートで面白いものを見つけました。インフレ率は... 2023.07.13 インフレショック市場環境運用実績
インフレショック ソフトランディングの予想が高まってきた。 6月の最終日に注目された個人消費支出(PCE)が発表され、前月比0.1%上昇(前月は0.4%上昇)、前年比では3.8%(前月は4.3%)とインフレが鈍化していることを示しました。同日発表の6月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は6... 2023.07.03 インフレショック市場環境
インフレショック このブル(上昇)相場は続くのか。 今日はMANinstituteのレポートの紹介です。米国相場が強気相場入りしましたが、今後も上昇は続くのでしょうか。実際にこの上昇を支えているのは、S&P500のうち7銘柄であり、今年のS&P500の12%上昇に寄与した銘柄は、Nvidia... 2023.06.23 インフレショック市場環境
インフレショック 2023年の株式市場はイカロスになる得るのか。 なかなか米国株が上がりません。米国株を代表するS&P500指数は、2021年の年末に最高値の4800を記録してから早2年半。一時は25%下落し3600を切る場面もありましたが、ここの所は4200を天井に行ったり来たりしています。足元でも、最... 2023.05.16 インフレショック市場環境
インフレショック 株式投資家と債券投資家どちらが賢明か。 5月3日、おそらく今回のプロセスで最後であろう利上げが行われました。利上げ幅は市場予想のとおり0.25%となり、結果として誘導目標は3月のドットチャートの中央値の5.1%を上回る5.00%-5.25%となりました。これは2007年以来の高水... 2023.05.11 インフレショック市場環境