投資理論

金融知識

自分のポートフォリオに合った運用商品の定量評価の方法。

パッシブの運用商品はいいのですが、気になるのはアクティブの運用商品。私もゴールドマンサックスという名前だけで選んだアクティブの運用商品を始め、株式投資のうち3割くらいはアクティブ商品に投資しています。投資してから3年以上たつものも出て来まし...
金融知識

株式のリターンは確率分布に従うか。ブラックスワンの発生確率を検証。

以前、アクチュアリーという職業は、確率・統計という学問を、星の軌道計算や理想的なサイコロを振った場合といった自然科学的な分野から、社会現象的なものに利用を広めたところから始まったという記事を書きました。社会現象的なものというと、人の身長分布...
CIIA・証券アナリスト

実績リスクと想定リスクの違い。

運用で"リスク"と聞くと、「平均値からの変動幅」である標準偏差を思い浮かべることが一般的です。最初にこの「標準偏差=リスク」という定義を知った時、"下振れするのは分かるけど、上振れするのもリスクなんだ"と少し不思議に思ったこともありました。...
金融知識

分散投資を理論的に考える。

投資をしていると、良く聞くのは"分散投資"という言葉。分散投資とはよく「卵を同じカゴにいれるな」と言われます。せっかく買った卵を同じカゴに入れていると、落とした時に全部割れてしまう=一つの銘柄(会社)に投資していると、その会社が潰れてしまえ...
CIIA・証券アナリスト

株価の求め方(2/2)-資本コスト-

株式投資していると誰もが思う疑問この株式の価値(価格)はいくらなのだろう?今回は第2弾です。前回は、株価の評価の元となる「株式から生み出される利益」について、説明しました。配当金や企業の中に蓄えられる自己資本が、その対象となります。結論を言...
CIIA・証券アナリスト

株価の求め方(1/2)-配当金と企業価値-

株式投資していると誰もが思う疑問この株式の価値(価格)はいくらなのだろう?株式の価値が分かれば、今市場で安くなっている株を買って高くなるまで待つこともできますし、今後株価が下落するかどうかびくびくすることもありません。特に日本だけでなく、世...
CIIA・証券アナリスト

債券の金利期間構造の理論を整理してみました。

債券利回りに引き続き、基本的なことで恐縮です。この分野も「期間が長くなれば利回り上がるんでしょ。イールドカーブは知ってるよ。」くらいの雑な感覚で覚えていたので、改めて整理したいと思います。なんとなく、次のCIIA試験で「説明せよ」系の問題が...
CIIA・証券アナリスト

4つの株式評価モデルを整理してみた。

今日は株式評価モデルについて整理したいと思います。証券アナリスト(CMA)の勉強でもそうだったんですが、個人的にこの分野は、勉強してて一番テンションが上がる分野でした。なぜテンション上がるかって?株価が分かるから、儲かるじゃん!という理由で...