定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2022年8月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2022年8月のマーケット

株式市場は、米国の消費者物価指数(CPI)が前月から減少したことから、インフレ・金融政策などへの警戒感が和らいだことから、月中旬にかけて上昇しましたが、8月26日のジャクソンホール会議で、パウエル議長が利上げを継続する意向を改めて示したことを受けて急反落し、月間では下落しました。

米国の10年国債利回り(長期金利)は、FRBが景気よりもインフレ抑制を優先し、金融引き締めを長く続けるとの見方が強まったことから、再び大きく上昇しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の9.03%から9.28%に上昇しました。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の20.06%から20.06%に上昇しました。ただし、ドルベースでみるととうとうマイナスになってしまったので、完全に円安分の評価益です。

先月とポートフォリオを比較すると債券が1.5%、インフレ対応資産が1%増加して、株式が2.5%減少しました。これからも続く(ECBに限って言えば8日)利上げに備えて、欧州株やグロース株のウェイトが下がっています。

また、インフレ対応資産に関しては、インフラ関連株が組み入れられました。いわゆるセクターローテション(景気の局面変化ごとに有望な業種別銘柄群に投資対象を切り替えていく投資戦略)に則って、景気後退期に強いセクター(インフラ関連)を組み入れたのかと思います。

インフラ関連株(IGF)のパフォーマンスはS&P500を下回っています。一方で、過去12ヶ月分配金利回りが2.44%と配当率が高いETFです。

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