CIIA試験で使用する電卓の紹介。関数電卓は本当に必要なのか?

CIIA受験記録
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CIIA(国際公認投資アナリスト)では、CMA(証券アナリスト試験)と同様、電卓の持ち込みが可能です。しかも関数電卓。

受験上の注意でも、以下の記載がありました。

計算用電卓を各自必ずご持参ください。CIIA試験では関数電卓・金融電卓を用意し、回答の際にスムーズに対応できるよう事前に十分準備することをお勧めします。少なくとも指数、対数などの関数計算機能は必須です。

(注)次に該当する機能は使用できません。試験会場において監督者が試験中に個別に電卓の適合性をチェックすることがあります。

(イ)文章や公式を記憶させておき試験中に表示できるもの。

(ロ)通信機能を有するもの

(ハ)騒音を発するもの

※試験中に使用できる電卓は2台までです。

しかし私は、証券アナリスト(CMA)2次試験では関数電卓は使いませんでした。たとえば立方根が出てきたら逆算すればいいし、最悪マクローリン(テイラー?)展開で近似(簡易なものに限る)すればいいし。

マクローリン展開の式

念のため、数年前にCIIAに受かった知り合いに、「関数電卓いらないよね?」と確認したところ、いる(必要)とのこと・・・

過去問を調べてみると、2018年3月以前の過去5年間で、関数電卓がないと解けない問題が4問ありました。

買うのも忍びないので、知り合いに片っ端から聞いて借りることができました。

関数電卓を触るのは大学1年生の5月以来です。私も理系の大学生だったので、確か3000円か5000円くらいする関数電卓を買いました。統計の授業の1時間目で確か平均とか分散とか求めた気がします。

しかし、次の週から「エクセル(EXCEL)」の存在を知り、ノートPCが存在する(PCを持ち運べる)時代に生まれているので、わざわざ電卓を単独で持ち歩く必要はなく、そのためPC自体が関数電卓になり、そのまま関数電卓とはおさらばしました。

しかし今回はPCを持ち込むわけにはいかず、関数電卓の使用が必須です。しかし、関数電卓の使い方がわからない・・・

過去問を解いている時間の1時間は、操作方法の悪戦苦闘に費やされたと思います。

ボタンが柔らかいから押した気がしないし、メモリもどこか分からないし、2nd関数を選択したか忘れるし・・・

話が変わりますが、実は私、電卓には多少こだわりがあって、ずっとシャープさん一筋です。

メーカーさんによって微妙に仕様が違っていて、確かシャープさんの場合、2回演算キーを押したあとに「=」を連打すると、連続で計算してくれます。 たとえば、1.01と入力したあと「×」「×」と2回押して、「=」を連打すると1.01のn乗を計算してくれます。

また、計算の順番を逆にして計算することもできます。 たとえば、2÷(100+6+7)を計算したいとき、普通は100+6+7をメモリに入れておいて、2÷「MRC」で計算するかと思います。しかし、A÷Bという演算を、「A」のあとに「÷」「÷」と2回押して「B」「=」と入力するとB÷Aを計算してくれます。

先ほどの計算で、「100」「+」「6」「+」「7」「÷」「÷」「2」「=」の順で入力すると、メモリを使わずに 2÷(100+6+7) 計算することができるのです。

個人的にめちゃくちゃ便利だと思うんですけど・・・

これにGT(グランドトータル:「=」を押したものを合計する)と組み合わせれば、ゼロクーポンでない債券価格やデュレーション、ROE等の財務数値計算で、効率的に計算できるかと思います。

たとえば、10年もの債券で、クーポン部分のみの現在価値合計を計算したいと思います。(毎年の割引率は年率2%)

電卓で「1.02」「÷」「÷」 「1」 と押した後に「=」を10回プッシュすると、それぞれ0.980、0.961 、・・・、0.820と表示されます。つまり、これは各年の現在価値(10個)を表しています。

このあとに「GT」を押すと、この10個の数値が合計され、8.9825と出て、これにクーポンレートを乗じればあっという間に現在価値が計算できます。このクーポン部分の現在価値をメモリに入れておいて、さらに償還部分(100円)の現在価値を求めて加えれば、一度も紙などにメモしなくても債券価格を求めることができます。

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