市場環境

インフレショック

債券を買い続ける日々。

12日に米国の消費者物価指数が発表され、総合指数は前年比3%と前月の4%から大きく鈍化する結果となりました。一方でコア指数は前年比4.8%と物価目標の2%を大きく上回ったままです。 PIMCOのレポートで面白いものを見つけました。インフレ率...
インフレショック

ソフトランディングの予想が高まってきた。

6月の最終日に注目された個人消費支出(PCE)が発表され、前月比0.1%上昇(前月は0.4%上昇)、前年比では3.8%(前月は4.3%)とインフレが鈍化していることを示しました。 同日発表の6月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は...
市場環境

日本株はどこまで上がるのか。

2023年も半分が終わりました。 日経平均株価は6月も7%上昇し、年間では30%の上昇を記録しました。5月も2000円以上上昇しており、2カ月連続の2000円台の上昇は日経平均の算出以来初めてだそうです。米国の債務上限問題や日米の金融政策イ...
インフレショック

このブル(上昇)相場は続くのか。

今日はMAN instituteのレポートの紹介です。 米国相場が強気相場入りしましたが、今後も上昇は続くのでしょうか。 実際にこの上昇を支えているのは、S&P500のうち7銘柄であり、今年のS&P500の12%上昇に寄与した銘柄は、Nvi...
市場環境

債務上限問題というプロレス。

債務上限問題が決着しそうです。 債務上限の効力を2025年1月まで停止する財政責任法(Fiscal Responsibility Act)が、5月31日に下院を通過し、上院でも6月1日夜に可決し、あとは大統領署名を待つこととなりました。イエ...
市場環境

2023年の運用環境を振り返る。

セル・イン・メイ(5月に株を売れ)もどこ吹く風と、5月のマーケットは好調です。日本株(日経平均株価)は言わずもがなですが米国株(S&P500)も奮闘しています。5月もあと3営業日を残すところとなった現在、日本株は7%上昇、米国株は1%弱上昇...
インフレショック

2023年の株式市場はイカロスになる得るのか。

なかなか米国株が上がりません。米国株を代表するS&P500指数は、2021年の年末に最高値の4800を記録してから早2年半。一時は25%下落し3600を切る場面もありましたが、ここの所は4200を天井に行ったり来たりしています。 足元でも、...
インフレショック

株式投資家と債券投資家どちらが賢明か。

5月3日、おそらく今回のプロセスで最後であろう利上げが行われました。利上げ幅は市場予想のとおり0.25%となり、結果として誘導目標は3月のドットチャートの中央値の5.1%を上回る5.00%-5.25%となりました。これは2007年以来の高水...
インフレショック

5月が最後の利上げかな。

あといくつ寝るとFOMCとなりました。日本はゴールデンウィーク中の5月3日結果発表です。 SVBの破綻等ありましたが、この一件も足元は落ち着きを取り戻し、市場のメインシナリオは 0.25%の利上げ となっています。 3月に発表されたFOMC...
インフレショック

ソフトランディングは幻想。

金融システム不安前までは「このままインフレも落ち着いて強い経済のまま突き進むのか?」といった”ノーランディング”期待がありましたが、金融システム不安が起こり、一方でインフレの主要因である雇用の強さも続いています。 金融システム不安が起こり、...