とうとう12月のCFA(米国証券アナリスト資格)に申し込んでしまいました。
CFAは1次試験から3次試験(CFAではLevel1~Level3と言います。)まであり、今回申し込んだのは1次試験(=Level1)です。
CFAってどんな資格
CFAの公式ホームページ(日本版)では、「CFA(Chartered Financial Analyst:CFA協会認定証券アナリスト資格)は世界の金融界で通用する投資プロフェッショナルの資格です。」とのみ記載があります。
私は運用の資格としては証券アナリスト(CMA)と国際公認投資アナリスト(CIIA)の資格を持っていますが、証券アナリストは日本の資格、国際公認投資アナリストはアジア・欧州でそこそこ?メジャーな資格です。
正直、証券アナリストは持ってても運用業界で言えば簿記3級を持っている程度のレベルですし(とはいえ10万円以上かかりますが)、CIIAなんか日本では存在も知られていない程度です。
一方で、CFAは米国の証券アナリストで、世界的にも有名です。何度か米国系のファンドマネージャーや運用コンサルタントと名刺交換をしたことありますが、みんなCFAを持っていた記憶があります。
CFAは世界で11万人の会員数を持ち、日本では1000人しかいません。アクチュアリーは約2000人ですので、アクチュアリーより少ない・・・。
ちなみにCIIAに会員数は世界に約1万人、日本に2800人(2019年3月時点)です。
CFA試験とは
CFAはレベル1~レベル3の3次試験まであり、なんと問題・回答が全部英語です。
試験範囲は10科目に分かれており、合格には各レベルごとに300時間の勉強が必要とされています。
合格率は各level概ね40%~50%です。ただ約4割を3回通過する割合は1割を切ってくるので、level3までの合格率は1割未満と考えることができます。
CFAの申し込み方法
今回2020年12月開催のlevel1の試験に申し込みましたので、level1の申し込み方法を紹介したいと思います。
まず、CFA試験で特徴的なのは、受験を申し込む時期によって受験料が違います。Early・Standard・Lateと3つの時期に分かれていて、それぞれ700ドル・1000ドル・1450ドルと、最終的には倍近く異なります。
まずはCFAのホームページに向かい、会員登録をする必要があります。「Enroll and Register」をクリックします。
そうすると、アカウントの作成を求められます。
パスワードは今風らしく大文字使えとか、数字使えとか言われます。
アカウントが作成できたら、個人情報を入力していきます。主に以下の内容を入力していきます。英語で・・・
- 住所
- 受験会場
- パスポート情報
- 受験時の要望
- 職歴
- 学歴
最後にお支払いとなるのですが、受験料(Earlyでも700ドル)の他に入学料(Enrollmento)で450ドル加算され、合計1150ドル(約12万円)を支払ました。
今後の勉強計画
まだ問題すら見ていないのですが、1科目200~300時間だそうです。
アクチュアリー1次試験である基礎科目(合計5科目)は1科目につき100~200時間と言われており、アクチュアリー試験のときは毎回半年前から準備を始めていたので、今回も6月頃から準備を始めたいと思います。
ちなみにCIIA(2019年3月受験・一発合格)は2か月半でどうにかなりましたが、結構辛かったかつ、今回は英語なので前もって頑張っていきたいと思います。(もう年なので・・・)