あのテスタさんが米国債券を購入。

金融知識

テスタさんが米国国債を買ったそうです。

テスタ氏は、個人投資家で、2005年に元手約300万円(別情報で800万円とも)から株式投資をスタートし、2024年2月に資産が100億円を突破したそうです。20年以上、年間マイナスなしという実績が報じられています。

以前はデイトレード・スキャルピング中心に稼いでいましたが、2016年頃から「中長期保有」へシフトしたと報じられました。そして今年4月13日にはインデックス投資も始めたと呟いていました。

過去は「考えることを放棄するから」と言う理由でインデックス投資に否定的な立場でした。一方で100億円という大きなポジションから、なかなか個別銘柄を追うのも大変(1つの銘柄にポジションが集中しても良くないし、分散しすぎると管理が大変)ということで、一部はインデックス投資にしてもおかしくはないと思います。

そして、今回は米国国債への投資を始めたとのことです。

期間をみるとちょうど10年物です。10年金利はここ半年でピークだった4.6%からじわじわ低下を見せ、足元は4.1%程度で推移しています。

ちなみにテスタさんが購入した米国国債は「US91282CNT44」というものです。いわゆるISINコードというものです。この国債の価格(利回りではなく)を追うと、テスタさんが購入したであろう11月7日付近では、101.2~101.4だったことが分かります。

なお、テスタさんはこの米国国債を「102.00」で購入していることが分かるので、仲介業者である証券会社は約1%~0.5%の手数料を取っていることが分かります。

これはめちゃめちゃ安いです。

私も過去に自分でも検証しましたが、ネット証券の場合、約2%の手数料が取られます。テスタさんくらいになると証券会社にとっては大口のお客様ですから、そういうところは融通が利くのでしょうか。

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