定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2024年2月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2024年2月のマーケット

米経済指標が市場の予想以上の強さを示したことや、FRBが早期利下げに慎重であるとの見方が広がったことから長期金利が上昇たものの、米国経済がソフトランディングするとの見方や、生成AI(人工知能)関連銘柄の成長期待から、米国株式はハイテク株を中心に上昇しました。

日本の株式市場は、賃金上昇期待から大型株や米国のハイテク株の上昇を受けた半導体株などが上昇をけん引し、日経平均株価が34年ぶりの最高値を更新するなど、大幅高となりました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の9.34%から9.63%に上昇しました。

国内REITの下落が止まりません。遥か昔は時価ベースで半分近くを占めていた記憶があるのですが、いつの間にか掛金配分の25%を下回ってしまいました。

上場国内REIT指数は2021年7月に付けた2,186から下落を続け、20%以上下落しました。なお、配当は含まれていない指数ベースです。東京のマンション価格が高値を更新し続けているのに、上場REITが不調な要因は地銀がバランスシートを改善するために売りさばいているとも言われています。

「保有するREITは含み損状態。本決算の3月末に向けてREITを手放す地方銀行は多そうだ」。関西大手地銀の運用担当者はこう話す。東京証券取引所の部門別売買統計では、銀行は1月に最大の売り手だった。売越額は3カ月連続で100億円を超える。

地銀はREITの主要な買い手のひとつ。地銀向け運用助言を手掛ける和キャピタルの伊藤彰一専務によると「地銀のREIT投資が盛り上がったのは19年ごろだ」。低金利環境が長引くなか少しでも高い利回りを求めてマネーが流れ込み、REIT指数を押し上げてきた。

(略)相場が下げ止まらない結果、REITの割安さは極まっている。株式のPBR(株価純資産倍率)に相当するNAV倍率は9割に相当する52銘柄で「解散価値」の1倍を下回る。予想分配金利回りは平均4.7%と、高配当株の多くよりも魅力的な利回り水準に高まっている。

日本経済新聞より

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の34.62%から38.20%と大きく上昇しました。

ポートフォリオでは株式が前月比0.4%減少していました。細かい戦略では、珍しく米国ハイテク株がトップを譲り、米国大型株が配分比率トップとなりました。

さて、日経平均が2月だけでも8%近く上昇しました。年初来では18%近い上昇を記録しています。一方で、米国株はというと、ドルベースでは一ケタ台の上昇率ですが、円安効果も含めると14%とそれほど騒がれている日本株と大差ないパフォーマンスで推移しています。(良かった。)

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