台風の時期になってきました。とはいっても2025年はまだ台風1号が発生していなく、例年と比べて遅れています。
台風の統計がある過去74年間(1951年~2024年)を見ると、台風1号の発生時期は平均的に3月上旬から中旬頃になります。過去最も遅かったのは1998年7月9日だそうです。昨年5月25日と遅く、過去7番目に遅い発生だったようです。なお、台風1号の発生時期と、その後発生する台風の総数や規模にはさほど相関はないとのこと。

さて、この台風の影響で、昨年9月にイベントが発生しました。
MEGABIGというサッカーの勝敗で賭けるスポーツくじで、台風により試合に中止に名なったこと等の要因で確率的に一気に期待値が上昇したというものです。
- 12試合の勝敗を当てるゲームで、4試合が台風が中止になったことにより、確率が256倍に
- キャリーオーバーも58億円あったことから当選金額も増加
第1476回を振り返ると、通常1年(全部で60回)で数口しか当たらない1等が269口出る等、いろいろバグっていました。なお、通常の応募口数が100万~300万口のところ、この回では1500万口の応募口数(10倍)となってしまい、2等以下の当選金額が300円となってしまったのは驚きでした。

さて足元のキャリーオーバーはどれくらいになっているのでしょうか。実は第1514回で1等が出て以来、キャリーオーバーされているようです。なお、この第1514回の1等の当選金は12億円で、日本くじ史上最高額(公営競技を除く)のタイ記録だそうです。1口300円ですから夢がありますね。
現在のキャリーオーバー金額は
41億円
ということで、昨年9月(第1476回)の水準である58億円に並びつつあります。

なお、ルール上、MEGABIGの1等の当選金額は上限12億円に設定されており、1等が複数口当たらない限りはキャリーオーバーもなかなか解消されないようです。

ここのところ1等が当たっていないため、キャリーオーバーはこの1か月で10億円追加されています。回数ごとに平均2千万円程度キャリーオーバーされているんですね。1等が1人当たっても、最大で6億円程度しか取り崩されないので、当面は増加していく傾向でしょうか。
第1539回(5/18):4,149百万円
第1537回(5/11):3,921百万円
第1535回(5/6):3,748百万円
第1534回(5/3):3,612百万円
第1533回(4/29):3,432百万円
第1532回(4/26):3,271百万円
第1531回(4/20):3,092百万円
確かに2月に1等が出たとき(実は1514回だけでなく、その前の1513回も1等=12億円が1口出ていました。)はキャリーオーバーが激減していました。だた、第1512回から第1513回への繰越金額が横ばいだったのは不思議です。
第1515回(2/16):1,144百万円
第1514回(2/9):950百万円(1等1口)
第1513回(2/3):1,924百万円(1等1口)
第1512回(1/30):1,958百万円
なお、5試合中止の場合は「くじ」自体は中止になってしまうということで、台風の状況を見ながらエントリーしてみたいと思います。
1等…16,7777,216分の1
2等…約466,034分の1
3等…約28,244分の1
4等…約2,824分の1
5等…約418分の1
6等…約87分の1