株価は半値を戻したけど2008年の再来か。

インフレショック

週間ベースでは4週連続の上昇を記録し、1月のピークから6月の底までの下げ幅の半値戻しの水準である4232を超えました。

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「半値戻しは全値戻し」という投資格言があるように、下げた値幅に対して半分まで戻してくれば、今後もとの値段まで戻っていく上昇力を持ってきたという意味で使われます。

ここまで強気相場に戻ってきたのは8月10日のCPI(米国消費者物価数)が予想を下振れたことが要因です。具体的には総合CPIは8.5%となり、前月の9.1%や市場予想の8.7%を下回りました。

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ガソリンが含まれるエネルギーは前月から4.6%減少した一方で、食品は1.1%、家賃が含まれるサービスは0.4%上昇し、まだまだ上昇トレンドのものも多いです。

投資家の恐怖を示すVIXも4月以来節目の20を下回りました。

株価は底を打ったのでしょうか?

いろいろ不安な示唆もあります。

2008年の金融危機前に住宅市場の崩壊を見込んで「ビック・ショート」を行ったマイケル・バーリ氏は、「ITバブル崩壊時も20%上昇の局面は複数あった。」とツイートし、一時の上げ相場にしか過ぎないと言っています。

S&P500のチャートが金融危機時に非常に似ていることも注目されています。

また、少しジンクス的な話ですが、S&P500の実績PER(株価収益率)と米消費者物価指数を組み合わせた指数についても底を打つには早いと、バンク・オブ・アメリカのアナリストは言っています。1950年代以降、あらゆる相場の谷においてこの指数は20を割り込んできたとのことです。

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この指数が正しいのならば、インフレ率がゼロ%になるか、S&P500が2500まで下げる必要があるとのことです。

円安も続いておりますし、なかなか追加投資にも難しい局面が続きますね。

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