定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2024年9月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2024年9月のマーケット

9月17-18日のFOMCでFRBが4年半ぶりの利下げを行ったことで米国金利が低下したことや、米景気がソフトランディング(軟着陸)できるとの見方が強まり、米国株価は上昇しました。

中国株式市場は、中国当局による追加の金融緩和策や株式・不動産市場の支援策を好感して、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに月末にかけて急上昇しました。

ドル円は、FRBの大幅利下げ(0.5%)が実施したことなどからドル安・円高に進行しました。9月中旬に140円割れまで円安が進行しましたが、月末は143円台半ばで終了しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の9.65%から10.01%に上昇しました。

ずっと為替の影響で右往左往していましたが、久しぶりに株高・債券高(金利低下)で上昇したように思えます。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の38.16%から38.27%と僅かに上昇しました。

細かい戦略については特に動きはありませんでした。

触れるとすれば新興国株式(VWO)の割合が0.3%増加しました。これは単純に上昇による割合増加のようです。9月10日頃を起点に、13%ほど上昇しました。

市場環境でも確認できますが指数の約25%を占める中国株が上昇したことが要因です。9月だけでも上海総合は17.8%上昇しています。

中国当局が9月24日、金利や預金準備率の引き下げ、株式向け流動性支援など幅広い刺激策を打ち出したことが要因です。

人民銀の潘功勝総裁は北京で記者会見し、市中銀行の預金準備率を少なくとも2018年以降で最低水準に引き下げる計画を発表。主要短期金利の一つである7日物リバースレポ金利の引き下げも明らかにした。両方の引き下げが同日に公表されたのは初めて。

潘総裁はまた、苦境にある国内不動産市場を支えるための措置も発表。最大5兆3000億ドル(約762兆円)相当に上る既存の住宅ローンの借り入れコスト引き下げや、セカンドハウス購入に関する規制の緩和などを盛り込んだ。

bloombergより

中国人民銀、7日物政策金利を1.5%に引き下げ-預金準備率も下げ
中国人民銀行(中央銀行)は24日、今年の5%前後の経済成長目標の達成に向け、これまでで最も広範な景気刺激策を打ち出した。成長減速と投資家心理の低迷を巡り習近平政権内に高まる懸念を浮き彫りにした。

過去に投資信託で新興国株式に投資していたことがありましたが、当時上海総合指数は3600程度で、かつ中国のウェイトが40%程度あったように思います。それから低迷し、どこかのNISAのローリングの際に解約しました。上昇しているとはいえ、まだ上海総合は3300程度のようで、その間は米国株式に投資しているので、一旦は「羨ましい」と思わなくて済みそうです。

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