足元日本株が5%以上下落していますが、毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。
2024年8月のマーケット
FRBが9月に利下げを開始するとの見方が改めて強まったことから節目の米国10年利回りは4%を下回りました。米国株式市場は、米景気悪化懸念などから月初に大きく調整したもののその後持ち直し、月内では上昇した一方で、国内株式市場は、月初に歴史的な下落幅を記録した後、急速に持ち直しましたが、円高が重石となり小幅下落となりました。
ideco
idecoは投資開始来で、先月の9.60%から9.65%に小幅上昇しました。
国内株式(日経平均)と米国株式(S&P500)の上昇幅が逆転してしまいました。日経平均は8月5日にブラックマンデー超えの歴史的急落である4,451円28銭(12.4%)安を記録し、の31,458円まで下落しました。一方で翌日の8月6日は3,217円(10.2%)上昇し、月を跨いでは1%程度の下落ということで、肝を冷やしました。
東証REIT指数は、8月5日に3.8%下落と株式市場と比較すると影響が少なかったです。なお、J-REIT市場の売買代金の50%~60%程度を外国人投資家が占めているため、米国10年利回りが低くなると、海外投資家が参入しやすくなるということで、これからが期待です。
THEO
ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の39.39%から38.16%と下落しました。
大半が海外資産であるため、先月に続き円高が直撃です。米ドルベースですと、投資来利回りが14.41%と順調の伸びているのですが。
細かい戦略を見ると株式が1%上昇、債券が1%下落したことに加え、インド株式や米国株式の割合が増えました。代わりにアジア株や新興国株の割合が下落していました。
インド株。ここ5年間のパフォーマンスはS&P500より上回っています。(円ベースは分かりませんが)
組み入れ銘柄は以下の通りですが、知っている会社は一つもありませんでした。笑
7%と最大の組み入れとなるリライアンス・インダストリーは石油化学を中心に、石油・ガス開発、小売、インフラ、バイオテクノロジーなどの事業を手がけるインド最大のコングロマリットで、筆頭株主はインド一の富豪であるムケシュ・アンバニとのこと。2023年のアジア長者番付1位であり、その資産額は約20兆円だそうです。参考に日本の富豪1位は孫さんで、総資産は約2兆円です。(2024年)
この人の家(自宅)は何度かネットで見たことがあり、地上約170mで総工費が世界最高額(870億円)といわれています。建物内では600人の使用人が働いており、高さは60階建て相当ですが、実際は27階しかないそうです。