定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2022年12月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2022年12月のマーケット

米国の消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.1%上昇となり、前月の7.7%から大幅に減速し、民間予想の7.3%を下回ったもののサービスの伸びが加速したことから、金融引き締めが長期化するとの見方や景気後退による業績懸念が強まったことを嫌気して下落しました。欧州の株式市場も、欧州中央銀行(ECB)がインフレ抑制のため利上げを継続することを示唆し、長期金利が上昇したことを受けて、下落しました。日本の株式市場は、日銀が予想外に長短金利操作(イールドカーブコントロール=YCC)で長期金利の許容変動幅を広げたことを受けて、下落しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の8.03%から5.86%に下落しました。

2022年単年で5.86%ではなく、約5年投資して5.86%なのですから、なかなか厳しい結果です。「まだ預金よりまし」と言えますが、これ以上何か市場ショックがあると、あっという間にマイナスリターンですから油断はできません。

なお、2022年の国内REIT(J-REIT)の配当込のパフォーマンスは-5.1%でした。日経平均とTOPIXの配当利回りは約2.4%ですが、J-REITの配当利回りは約4%ですので、引き続き高い配当利回りに期待していきたいと思います。(国内の金利上昇の影響受けそう。泣)

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の19.10%から12.67%に下落しました。

資産構成は株式が1%ほど減少し、その分債券が増加しました。ほぼ時価ブレですね。米国株が5%以上減らされ、その分新興国株が増加されていました。

インフレが落ち着きを見せてきましたが、一方でリセッションが気にされ始めてきました。2023年は一体どのような市場になっていくのでしょうか。

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