さて、年末に米国株予想をまとめましたが、年が明けていくつか興味深い記事がありましたので記録して残しておきたいと思います。
まず、各運用会社のS&P500の2026年末予想はこちらです。CNBCの有料記事ですね。昔は無料で見れた気がするのですが。

続いて2026年の重要なイベントである中間選挙に関しての示唆です。投資の世界では古くから
「中間選挙の年は前半が弱く、後半から回復する」というアノマリー(経験則)が知られています。
そもそも中間選挙とは、大統領選挙から2年後に行われる選挙で、以下が改選対象となります。
- 下院議員:全435議席
- 上院議員:約3分の1(100議席中33~34)
- 州知事・州議会(一部)
大統領の任期4年の「ちょうど中間」に行われるため、政権運営に対する国民の評価が反映されやすい選挙とされています。

マーケットに話を戻しまして、過去のS&P500のデータを見ると、中間選挙の年(Year 2)はボラティリティが高くなりやすい一方で、中間選挙後(Year 3~4)にかけて株価が上昇しやすいという傾向が確認できます。
特に注目すべきなのが、大統領任期6年目(2期目後半)のパフォーマンスで
プラスとなった確率ほぼ100%
という結果が示されています。(1957年以降)
加えてS&P500の平均リターンは約20%超という、非常に高い上昇率が記録されています。
トム・リーもこの中間選挙のアノマリーに従ってか、2026年の前半に株式市場は下落し、後半にかけて回復すると予想しています。なお、リー氏はS&P500の年末予想を7700としています。

トム・リーがCNBCで語る:2026年の展望
2026年は2025年のボラティリティ(価格変動)が反映される可能性がある。
■ 第1四半期(Q1)
・S&P 500は10〜15%下落する可能性
・FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ延期
・政策の不透明感
・関税を巡る対立
・AI(人工知能)への懐疑感■ 第3四半期(Q3)
・強い回復
・年末には株式市場は上昇する可能性が高い暗号資産(仮想通貨)への示唆:
ボラティリティは「買い増しの機会」を生む。
“後半の上昇に備えてポジションを取るべきだ。”
2026年初頭は米国の政策転換点であり、FRBが利下げに踏み切るかどうかの不透明感が残る可能性があるため弱含むとしています。具体的には、現在2026年6月までには確実視(FEDWACHでは80%以上)されている”利下げ”が遅れる可能性です。さらに、AI関連企業への懐疑などが投資心理に影響を与えるとして、短期的には株式市場が弱含む可能性も指摘されてます。

さてどんな1年になるのでしょうか。


