日経平均株価が4万円を突破しました。4万円どころか年末目標を4万3千円とする証券会社も出てきました。
BofA、日経平均の年末目標4万3500円に上げ-インフレ経済へ転換
BofA証券は、日本株相場が想定以上のラリーとなっているほか、実質賃金の上昇で企業業績の回復の裾野が今後広がるとの見方から2024年末の日経平均株価の予想値を4万3500円に引き上げた。従来は4万1000円としていた。
ふと過去のブログ記事を見ていて、おおよそ5年前の記事で、マイケル・バーリが日本株を買ったことを紹介していました。当の本人は今も保有しているのか、とっくに売却してしまっているのか定かではありませんが。
当時、購入されたと報道された銘柄は、下記の8銘柄でした。
報道があった2019年9月4日からのパフォーマンスは以下の通りです。濃淡はありますが全ての銘柄でプラスになっています。
一方で、日経平均株価もほぼ2倍になっているので、トーセイ、カナモト、三精テクノロジーズについては、市場平均に劣ってしまっています。変に個別銘柄に投資するよりも、市場平均の投資しておけばより安心だった、と言えます。
一方で日本ピラー工業とタツモはいずれも株価が5倍、4倍になりました。
2社の会社概要を見てみると、いずれも半導体関連の事業を行っているので、今般の半導体バブルに乗った結果ということでしょうか。
なお、5年前(正確には2019年9月4日時点)で、当配分で投資した場合のパフォーマンスは160%ということになり、日経平均株価のパフォーマンスは上回る結果になりました。
一応、イナゴ(他人の情報に乗せられて株を買うこと。)しても勝てたということですね。今回、改めて各社のホームページやIRを見ましたが、この会社の株価が上がるかどうかなんて全然検討もつかないですね・・・。個別株投資って難しい。
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