市場環境

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金利が下がらないことと米国債持ち切り投資信託。

5月が終わりました。気づけば2024年も折り返しに近づいてきました。 株式式場(米国)は年初から堅調で、4月に調整を挟む場面もありましたが、年初来10%以上の好パフォーマンスで推移しています。 一方で苦戦を強いられているのは債券市場です。米...
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国内金利が1%を突破。

国内の10年利回りが1%を超えました。11年ぶりだそうです。 また、金利上昇を受けてか「札割れ」が23日に生じました。日銀は、残りの期間が「1年を超え、3年以下」の国債を3750億円買い入れる予定でしたが、応札額は168億円少ない3564億...
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投資するものがない。

タイトル通りの話ではあるのですが、少し市場が不安定になってきました。まぁ安定したことは一度もないのですが、年初あたりに市場が織り込んでいたシナリオが変わってきています。 具体的には前回の記事にも取り上げましたインフレの高止まりです。 先週も...
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今年は利下げしないのかも知れない。

4月も半分が過ぎました。中東危機が勃発しましたが、現在は落ち着きを取り戻しています。 「銃声が鳴ったら買え。」という格言がありますが、確かに勝率は高いのでしょうが、現在言うとS&P500が4%程度下がったところでポジションを増やしても、上値...
市場環境

無事、金融政策Weekを通過。

日銀金融政策決定会合の結果公表が19日、FOMCの結果公表が20日(日本時間で21日の朝)に行われました。特に大きなサプライズはなく、為替も株価も大きく動くことなく週末を迎えました。 日銀金融政策決定会合 2016年から続いたマイナス金利が...
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2年ぶりのATH(All Time High)。

S&P500が19日に、2022年1月3日に付けた史上最高値(4796.56)を更新ました。 2年ぶりの最高値更新 です。 2年間という期間は長かったです。コロナバブルで2021年は28.7%の上昇を記録しましたが、2022年はインフレから...
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60/40 ポートフォリオは2024年に優れたリスクリワードを提供する。

ピクテから年末の挨拶(無料のメルマガ)が来ておりまして、その中では明確に 「リセッションになる」 と記されていました。 2024年は株式市場が調整局面に入る年と想定しています。米国は金利構造が逆イールド局面に入って1年以上経過しており、景気...
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2024年の株価予想。

2023年もあと数日となりました。メインで投資している米国株(S&P500)を見てみると、指数ベースでは25%の上昇を記録しました。年初は130円程度だった為替も足元は142円程度で推移しており、円ベースでも10%程度の評価益となりました。...
インフレショック

低下してしまった失業率を横目に米国株は上昇。

11月の雇用統計では雇用者数が前月比19万9000人増と市場予想を上回ったことに加え、失業率は3.7%に低下(前月3.9%)し、平均時給は前月比0.4%と今年最大の上昇幅に並びました。 労働市場の力強さが示された結果となり、米金融当局が来年...
インフレショック

円債を考えるとき。

今年もあと1か月を切りました。「暦年」で運用成績を取りまとめている自分としては、”最後の1マイル”という気持ちです。(もうすぐ終わりという安堵感とともに、気を引き締めなければいけないという意味。) だからと言って、勝った・負けたで何かあるこ...