いわし

インフレショック

逆イールド発生から早一年。リセッションの行方。

2022年7月に逆イールドに突入してから早1年が過ぎました。 一般的に逆イールド現象は、目先(短期)は金融引き締めの効果で金利が引き上げられ経済が弱くなる見通し、将来(長期)は景気減速期待から金利が低下する見通しというのが相まって起こる現象...
アクチュアリー

アクチュアリーと学びなおし。

最近は「リスキリング」という言葉を聞きます。 リスキリングとは、「技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、新しい知識やスキルを学ぶこと」です。現在注目を集めているきっかけは、2020年のダボス会議において、「リスキリング革命(Res...
インフレショック

失業率上昇とソフトランディング期待。

1日に発表された米失業率は3.8%と、2022年2月以来の高水準を付けました。 非農業部門雇用者数は18万7000人増加。増加数は過去12か月の月平均(27万1000人)を大きく下回りました。この1年間の変化で見ると、やはりレジャーやサービ...
インフレショック

最悪の決算発表を通過。

2023年4-6月期の決算結果が出そろってきました。9月1日現在で、S&P500企業(500社)のうち497社の決算が発表されています。 リフィニティブによれば、78.7%の企業がアナリスト予想を上回り(長期平均は66%)、年率のEPS成長...
インフレショック

TINA理論。株式と金利のこれから。

アメリカの長期金利が上昇しています。米国10年債の利回りは8月21日に4.35%台まで上昇し、2007年11月以来、約15年9カ月ぶりの高水準を記録しました。 FRBのパウエル議長は7月25~26日のFOMC後の会見で「FRBの調査スタッフ...
雑記

自然利子率=Rスター。

7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で追加利上げの可能性が指摘されたことから、長期金利が上昇し、4%を超える水準まで上昇しました。 一時期は3.3%まで下落した10年債利回りでしたが、2022年10月の水準まで戻ってきてしまいまし...
アクチュアリー

アクチュアリーらしくビッグモーターの件を損保数理で考える。

今すぐにではないですが、そろそろ車ほしいなぁ、新車は昨今の半導体不足やインフレの影響で高いし、中古車かなぁと思っていた矢先のこの事件です。 詳細は散々ネットの海に情報が転がっているので、ここでの説明は省きますが、正直どう決着するのやら。まさ...
市場環境

米国債が格下げ。

大手格付け会社フィッチ・レーティングスは8月1日、米国の格下げを発表しました。外貨建て長期債務格付けを最上位の「トリプルA」から1段階低い「ダブルAプラス」に引き下げました。 Fitch Ratings - London - 01 Aug ...
運用実績

ソフトバンクの劣後債が大変なことになっている。

日本銀行は28日に開いた金融政策決定会合で長短金利操作(YCC)の修正を決めました。長期金利の上限は0.5%を「めど」としたうえで、経済物価情勢に応じて0.5%を一定程度超えることを容認するという政策に変更しました。 日銀は政策金利をマイナ...
アクチュアリー

アクチュアリー試験は自分にとってハンター試験だった。

またこの暑い季節がやってきました。この季節になると思い出すのが、アクチュアリー試験の申込み。昨年度のCBT(コンピュータ形式)になったことから、今では9月からの申込になったようです。あと受験料も個人・会員(会員法人所属含む)関係なく8,50...