2021年もあと1ヶ月と少しとなりましたが、早いもので2022年の株価の見通しが出てきました。記事のよると来年も強気相場を見込むとのこと。
デービッド・コスティン氏らストラテジストは、S&P500種は9%上昇し「22年末時点で5100」を付けるとの予想を明らかにした。ゴールドマンは従来、来年末時点の目標を4%高の4900としていた。
bloombergより
同様に、モルガン・スタンレーからも見通しが発表されており、こちらは弱気相場を見込むとのこと。運用会社が弱気相場を発表するのは珍しいように思えます。顧客に株を買ってもらう商売をしているのに「下がる」といってしまったら誰も株を買わなくなってしまうのですから。
ウィルソン氏の基本シナリオではS&P500は今後12カ月で4400に下落。これは12日終値4683を6%下回る水準だ。S&P500採用銘柄の1株利益は拡大し23年には245ドルに達すると見込まれている一方で、同氏は成長は鈍化し米連邦準備制度による刺激策縮小に伴い株価評価には圧力がかかる公算が大きいと警告する。
bloombergより
なお、歴史を振り返ると
20%以上株価が上昇した次の年も上がりやすい
というデータもあるようで、過去(1950年以降)に20%以上株価が上昇した年が19年あり、そのうちの16年で翌年も株価が上昇したということは、上昇確率は84%ということになります。
以前の記事でも書きましたが、前回の利上げ中は株価が上昇しましたので、来年は落ち着いて見ていられるかな、と言う風に考えています。
一方で2018年もそうでしたが、ある程度金利が引き上げられた、またはそんな環境下でも株価が上がってきたという絶妙なバランスが崩れる時はあっという間なので、前回の利上げ時を踏まえると2023年後半~2014年は注意しておかなければいけないのかもしれません。