定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2024年5月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2024年5月のマーケット

雇用者数や米消費者物価の伸びが鈍化したことを受けて、年後半のFRBによる利下げ観測が再び強まり米国金利は低下しました。利下げ観測が強まったことに加え、主要半導体銘柄の決算が市場予想を大きく上回ったことを好感して、月半ばに最高値を更新しました。

また、日本の長期金利は、日銀が追加利上げや国債買い入れの減額など金融政策の正常化を進めるとの見方が強まり、1%を超える水準に上昇しました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の10.06%から10.30%に上昇しました。しかし、せっかく回復基調だったJ-REITも再度下落です。国内金利上昇を受けての不動産市場期待の剥落でしょうか。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の42.90%から44.93%と上昇しました。株高・円安様様です。

ポートフォリオではメキシコ株は廃止し、その分新興国株のウェイトを引き上げました。加えて米国株比率を引き下げ、欧州株を引き上げました。

さて、とうとうECBが利下げを決定しました。10会合連続で利上げを実施した後に、5会合連続で政策金利を据え置いてきました。

ECB総裁、高インフレとの闘いまだ終わっていない-警戒続ける必要
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、インフレとの闘いはまだ終わっていないとし、政策当局者は今週の会合で借り入れコストを引き下げたものの、警戒を続ける必要があるとの考えを示した。

カナダ中銀も6月5日、主要7カ国(G7)の先陣を切って金融緩和に着手していました。

カナダ中銀、政策金利を4.75%に下げ-追加利下げも示唆
カナダ銀行(中央銀行)は5日、政策金利を0.25ポイント引き下げ4.75%とした。経済のソフトランディング(軟着陸)が視野に入る中、主要7カ国(G7)の先陣を切って金融緩和に着手した。

いずれも前情報で利下げを確実視されていたのでサプライズにはなりませんでしたが、世界的にインフレが鈍化したと認められてきたことになります。現時点でFRBの利下げは話が遠のいていくばかりですが、今後はどうなっていくのでしょうか。

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