外出自粛が続いています。もともと外出しない性格だったので、「そこまでして外出したい」という強い気持ちはなく、心置きなく本読んだり、アマゾンプライムで「キングダム」見たりしています。
唯一、もう5年以上の間、週2で通っていたジムに行けなくなったことが気がかりくらいですね。在宅勤務のときなんか、おそらく一日100歩も歩いていないんじゃないかというくらい生物として運動していないので、家で基礎的な腕立伏せや腹筋ローラー、荷重トレーニングなんかしています。
在宅勤務の頻度も多くなってきたので、もう3日に1度程度しか外出しなくなりました。
きっと、「新生活様式(NEW NORMAL)」という言葉が騒がれているように、こんな生活がもう一度冬を超えた1年程度は続くのかぁの思います。
うちの会社でもなんとなく在宅の勤務の勤務形態に慣れてきました。当初は在宅勤務のサイクル管理や、勤務管理の方法、個人のタスク管理はどうする?とバタバタしていましたが、なんとなく形になり、落ち着いてきました。
そんな中課題に挙がってきたのが評価方法。正直、在宅勤務となるとみんな何をしているのか分かりません。笑
そんな中、課題に挙がってきたのが、評価方法。上席と話をすると、「完全な成果主義にするしかないなぁ。」と、まぁ今の世の中と同じ流れになりそうです。私の業種自体は概ね営業なので、当たり前といえば当たり前です。しかし、やはり案件によって当たり外れがあり、例えば「結果の売り上げ金額は同じだが、ゴール(成約)に向けてかける体力に違いがある。」という場合、この部分が多少現場の上席が定性的に色を付けてあげることがあります。
社内で協力する部署の複雑性(調整に体力が必要)だったり、小さな案件でも「うちの部署には将来的にメリットがある。」という先行投資的なメリットがあるというのが理由です。
あとは、実際に営業に行く場合、そのお客さんに向けてセールス用の資料にエクセルやパワーポイントで手を加えていくのですが、いわゆる「Microsoft Office作業」に疎い人にとっては大打撃です。今までは苦手な作業を、ごにょごにょ(※)と若手に依頼していたおじさん(おじさんじゃない人もいますが)たちは、在宅勤務でコミュニケーションが薄くなったために、自分で作らざる得なくなった(=営業に出られない)ため、死活問題になってしまいました。
※周りに目立たないように何かお願いすることを、うちの部署では「ごにょごにょする」と言います。断れない若手に負担が行くのであまり良くないのですが、若手の経験にもなるというメリットもあるので黙認してます。案件が成約した等の評価時には「誰に手伝って貰った?何割成果を渡す?」といったように白状するシステムになっています。
本来は部署全体のマンパワー(=リソース)の配分に責任のある上席の判断を仰ぐ問題であって(もちろん大小によりますが)、正々堂々とした手段ではないのですから、こういうことする人に限って、注文が多かったりとか、後になって追加注文があったりと、メンドクサイことになりがちです。若手も変なお願いに気を取られることなく仕事ができるので喜んでいました。
私自身、エクセルだけでなくVBAやSQLを扱う事務作業の部署にいたり、企画部門で社内説明用のパワーポイント資料を無駄に作ったりと、経歴としてOffice作業は慣れてきていたので、自分で作ることは問題ありません。
このようなご時世ですから、まだ営業活動は本格化していないのですが、東京も緊急事態宣言の解除が近づいている中、「新生活様式(NEW NORMAL)」に向けて少しずつ議論され始めました。
上記の通り、業務上必要な身の回りことは自分でこなせるので、在宅勤務はウェルカムです。むしろ、営業経験かつPC作業ができるような人材が今の部署には私しかいない分、部署の成績の集計作業(これを作るうえでの各人へのヒアリング作業含む)といったマネジメント業務の指示がよく飛んできていましたが、それがなくなった分、かなり自分の業務に集中できます。
圧倒的に先輩より後輩が圧倒的に少ない環境ですので、ヒアリングするにも「言いたいことをただいう人」の調整が必要だったり(無視してもいいんですが多少気を使ったというフェイクを入れておく)と、こういったマネジメント業務が私の業務の2割程度を占めていたので、大分時間的にも精神的にも楽になりました。いまでもたまに遠隔で飛んできますが、大分減りました。
こういった自分の成績に関係ない業務をしながら、諸先輩方たちと同様に目標の達成は求められますからね。かなり負担が減りましたから、正直このような業務形態になったことはラッキーでした。
話は反れますが、企画部門にいた時は「即レスポンス」が喜ばれていた文化で、「何か集計してくれ・絵を作ってくれ」と言われた場合は何かしら30分以内に返す癖がついており(そうなるよう日頃からエクセル・パワポ等のOffice操作はトレーニング)、当初は今の部署でもこのような作業は各人に分散していたのですが、徐々に私に集中していったというのが経緯です。
本業は営業成績ですので、このような付随業務に対応して喜ばれても(そのうち喜ばれるどころか当たり前感が出てきてしまいましたが)、本業の成績が芳しくないと結局ドヤられたり、今後の計画書を出せとか言われたり(無論順調な時は求められません)と余計な業務が発生することが分かったので、最近は出来上がってもすぐ提出しなかったり、必要最低限(言われた以上作らない)にしたりするように工夫しています。笑
さて、やっとブログタイトルの話になります。
というわけで当面は自分の業務上の立場は問題なさそうな想定なんですが、5年後・10年後を考えると、今回「将来的には見込まれていた、様々なことをリモートで行う社会」が一気に加速した分、自分の仕事も正直いつまで「いまのまま」で存在するのだろうという疑問が湧いてきました。
ここでいう「自分の仕事」とは、私が今「金銭の対価としてお客さん提供しているサービス」(=会社の営業利益)もそうですが、会社が「社外にサービスを提供するうで私に求めていること」(=給料)もそうです。
そもそもサービス自体が世の中で必要とされなくなるリスク(前者の存在がなくなるリスク)もありますが、世の中でサービスが必要であっても、別にAIなのか外注のほうが効率が良いという話になれば、従業員を抱えて給料を払う必要はなくなり、従業員が必要とされなくなるリスク(後者の存在がなくなるリスク)もあります。
なんとなくですが、今までは○○会社の□□さんだから、付き合いだから、という要因が今までの社会では売上なり受託を上げるうえで一つの要因だったと思うのですが、完全なリモート社会となると、極端に言えばコミュニケーションのロスが世界のどこにいても変わらなくなります。
今までは余分に人を抱えていた分、泥臭く「2日に一回は顔を出せ」などと営業活動をしていて「昔ながらの付き合いですから~」となんとなく売り上げを作っていた大企業なんかは、その人材リソースを抱えるわずかながらのメリットはなくなるため、今後大きな方向転換をせざる得なくなるのではないかと考えています。
会社自体が方向転換するということは、もちろん従業員も何かしら適応しないと、今のポジションは水の泡になってしまいます。
そこで思いついたのが、人並みですが、家でも仕事ができる”プログラミング”です。別に「フリーランスを目指す」というわけでなく、今後自宅でパフォーマンスを出せと言われたときに、効率的にパフォーマンスを出すための一つのツールになるかな、と思いました。
「営業活動とは全然関係ないじゃん。」と思いますが、これから自宅で一人で作業や考える時間が増える分、例えば集計作業や営業のマーケティング方針を考えるうえで、何か役に立つのではないかと考えています。
さらに、正直言うと、今までは会社でそういったツールを作ってしまうと、結局「みんなで共有しよう」となり、作った人が評価されるどころか、加えてみんなのQ&Aやエラー対応もせざる得ないと、報われない世界でした。チーム全体のパフォーマンス向上という考えはチラついていたものの、現実を考えると・・・というサラリーマン精神溢れる気持ちで手を付けるのを思いとどまっていました。
一方で、いろいろセキュリティが厳しかったり、スペックが劣る会社のPCではなく、今は家で好きなだけ開発環境も整えられますし、エクセル関数の”vlookup”すら怪しい人にPC画面を見られ、「何を作ってるの?」と聞かれて説明する時間も発生しないですし。もちろん会社のセキュリティ外で社内情報を使うといった情報管理は全うしたうえで、の話ですが。
実際にプログラミングを生業にしている方にとってはレベルの低い話ですが、プログラミングの経験は多少あります。大学時代は授業でC++があったり、卒業研究を数値を計算する上で、C++で計算させていたりしました。サークルでホームページ管理の管理をしていたのでHTMLは多少できます。会社入ってからも、前述のとおりVBAやSQLを書いていました。
今回、手を付けてみようと思ったのが「python」です。良く内容は知りませんが、ディープラーニング等の人工知能開発に使われているというプログラミング言語です。人工知能に全然関係のなさそうなYouTubeやInstagramもpythonで作られているそうです。
流行に乗っただけ感も否めませんが、まぁ何もやらないよりはマシかと思いますので、コツコツ頑張っていきたいですね。とりあえず、この本を買ってみたので、半分趣味、半分フリーで何か仕事が貰えたらいいなぁくらいのモチベーションでやっていきます。