金融知識

金融知識

麻雀に学ぶアクティブ運用。

あまりアクティブ運用を信じていません。思い返せば、ゴールドマン・サックスの株式商品が運用成績不調で強制償還になったことをきっかけに、アクティブ運用を辞めて早2年近くになります。(意外とそんな過去ではなかった。)1960年代から1970年代に...
市場環境

最適な債券投資期間を算出。(pythonでフォワードレート計算)

株価が上昇して嬉しい気持ちですが、債券が伸び悩んでいます。一般論としては、株価が上昇しているときは経済が過熱しているときですから金利が上昇(債券から株価に資金が移る)して当然ではあるのですが、インフレ懸念も落ち着いて来たことから、そろそろ債...
トランプショック

続:金の話。

少し前に金の記事を書きました。ちょうど書いた6月中旬をピークに金価格は5%ほど下落しました。今回はちょうど、MANでも金のレポートを出していたので、紹介したいと思います。要約としては「金は長期投資に向かない」という内容でした。一方で、金は過...
トランプショック

金が上がってるけど。

金が上昇しています。ドルベース(SPDR Gold)だと年初来で25%ほど上昇しており、円高となっている円ベースでも15%ほど上昇しています。国内株はもちろん、外国株式、先進国株式がマイナスの中、圧倒的なパフォーマンスを出しています。基本的...
運用実績

日本国債で4%のリターンを狙う。

だいぶ株価も戻ってきました。「セル・イン・メイ(5月に株を売れ)」と言われる5月も、米国株指数ベースでは6%上昇し、なんとか年末以降の下落を取り戻しました。一方で為替を踏まえた各資産クラスの成績はまだまだマイナスで、債券や日本株はマイナス2...
トランプショック

個別株は夢があるけど諦めた話。

”すっぱい葡萄”的な話をしたいと思います。イソップ寓話(ペリー・インデックス15)の一つで、狐が己が取れなかった後に、狙っていた葡萄を酸っぱくて美味しくないモノに決まっていると自己正当化した物語が転じて、酸っぱい葡萄は自己の能力の低さを正当...
金融知識

GPIFが基本ポートフォリオを維持。

約250兆円を運用する世界最大の機関投資家である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、3月31日、国内外の株式および債券に25%ずつ配分する現在の基本ポートフォリオを2025年度からの5年間も維持すると発表しました。GPIFの運用目...
運用実績

外国債券は外国税額控除の対象じゃない。

確定申告の時期です。例年はふるさと納税分しか確定申告をしないのですが、外国証券に投資している場合、確定申告をするとお金が戻ってくるとのことでしたので、勉強がてらやってみました。外国証券の投資によって得た利子・配当収入については、外国で源泉徴...
金融知識

富裕層とスーパーパワーファミリー。

野村総研の金融資産調査が発表されました。2021年の調査以来2年ぶりです。個人的な興味としては「富裕層の定義」が変わっているかということ。この数年の円安進行で、ドルベースで見た資産価値が大きく変わってきてしまいました。従来は金融資産「1億円...
金融知識

クリーブランド連邦準備銀行のCPI予想。

なかなか米国の物価上昇(インフレ)が落ち着きません。12日に発表された結果も、総合が3.0%、コアが3.3%と前月の各々2.9%、3.2%を上回ってしましました。企業が年初に値上げを実施したことを反映していることだったり、輸入品に対する関税...