定期積立(ideco・THEO)の運用実績(2023年3月末)

定期積立

毎月12,000円積立てているidecoと、毎月30,000円積立ているのTHEOの運用実績を確認していきたいと思います。

2023年3月のマーケット

3月は、米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻を契機とした金融不安の高まりで堅調な展開となり、10年国債利回りが大きく低下しました。金融システム全体に波及するリスクへの懸念が高まったことから株価は一時急落しましたが、金融当局の迅速な対応により金融不安が和らいだことで買い戻され、小幅高となりました。

為替(ドル円)も、金融不安の高まりで安全通貨とされる円が買われたほか、米長期金利低下に伴う日米金利差縮小が円高要因となりました。

ideco

idecoは投資開始来で、先月の6.53%から6.10%に下落しました。株価は堅調に推移したのですが、J-REIT(上場不動産)が国内金利上昇の影響か芳しくありません。コロナショック前にぐんぐん上昇していた頃が懐かしく思われます。

THEO

ロボアドバイザー投資のTHEOは、先月の17.71%から16.22%に下落しました。ドルベースですと実はマイナス(含み損)です。泣

細かいポートフォリオの中身ですが、株・債券比率もほぼ横ばいで、改廃された戦略(ETF)も特になりませんでした。

米国の金融機関破たん(クレディ・スイスもですが)の話も落ち着きを見せ、再び「利下げか利上げか」の議論に戻ってきました。

最近の経済指標では、景況感が悪化して来たり、とうとう求人数も減少に転じてきたりと景気減速の影が見えてきたように思われます。

米ISM非製造業総合景況指数、3月は51.2に低下-予想54.4
米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合景況指数は引き続き活動拡大を示したものの、前月からは低下し、予想も大きく下回った。新規受注の減速が目立つ。
米求人件数、2月は993万件に減少-市場予想を下回る
2月の米求人件数は2021年5月以来の低水準に減少した。労働力の需要が冷えてきたことが示唆されたが、米金融政策という観点では依然雇用市場はタイト過ぎることがうかがわれる。

一時期は「悪いニュースは良いニュース」と金融(緩和)相場を迎合し株価に良い影響を与えていたのですが、今はもはや

「悪いニュースは悪いニュース」

と株価が下がります。金利も下がるので、債券価格は上昇するのですが、どうしても円高に行く傾向があるので。泣

また金融不安が顕在化してリーマンショックがくるんですかね。100年に一度と言われたショックが10年毎ですよ?

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