CIIA試験の問題文はしっかり読みましょう。

CIIA受験記録
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先週末も、土日を使って過去問を解いていました。ちなみに、2017年3月の試験の大問数は以下の通り。

計算問題に絞って言えば、債券利回りや理論株価の算出は、そこそこCMA(証券アナリスト)のころを思い出してきまして、分かるものだと30点ほどの配点の問題ならば、15分くらいで解けるものもありました。
しかし・・・

A社は、工事進行基準(IAS第11号)に基づいて建設工事案件を会計処理している。進捗度は、見積工事原価総額に対する、実際に発生した原価の割合にて計測される。一般請負工事の成果は、信頼性をもって測定することが、可能で、税金は考慮しないものとする。

また、別の問題で

資産の帳簿価額が回収可能価額を上回るとき、企業は保守主義の原則に従って、減損損失を認識しなければならない。IAS第36号は、資産回収可能額の見積もりを適用すべき手続きを規定している。IAS第36号における回収可能額の算定方法を説明しなさい。

IAS(国際会計基準)

こんなのも出るんですね・・・ひよります。全く知りません!

もう、不安に駆られながら、どうせあってないんだろうなぁーと疑心暗鬼で解きますよね。実際私も「もう無理」と思っており、諦めているので、ろくに問題を読まずに解きました。

しかし!

よく読むと、ちゃんと書いてあるんですよね。

進捗度は、見積工事原価総額に対する、実際に発生した原価の割合にて計測される。

問題文には、言葉こそ全く一致しているわけではありませんが、「見積工事原価総額」と「実際に発生した原価」が書いてありました。びくびくせずに素直に解いていればできていたパターンです。

後半の問題も、解答を見ると

IAS第36号第6項:資産、すなわち資金生成単位(CGU)の回収可能価額とは、処分費用控除後の公正価値と使用価値のうち、いずれか高いほうの額のことをいう。

実は、「 IAS第36号における回収可能額の算定方法を説明しなさい。」という問題のあと、続く計算問題に「処分費用控除後の公正価値」と「使用価値」という言葉があり、最終的には使用価値を計算問題で算出させ、実際の減損額を出す、という問題構成になっています。

つまり流れに任せて解いていれば、最初の「説明せよ」問題ができなくても計算問題はできる、ということです。逆を言えば、計算問題(あとの問題)から説明問題(最初の問題)が解ける、ということです。

ちなみに私は、説明問題は手も足も出なかったのですが、計算問題は誘導に素直に従った結果、全部合っていました。笑

ここで、ふと思い返していたら、説明問題もなんの苦労もせずに解けていたでしょう。

問題文はちゃんと読みましょう。

2017年3月の試験では「CoCo債」についても出題されていました。
(※Contingent Convertible Bonds:偶発転換社債)

正直、初めて聞いた債券で、不安に駆られながら解き進めましたが、問われていることは利回りなど普通の債券と同様の内容でした。

最後のほうでは、CoCo債特有の特徴の説明を求められましたが、計算問題を考えているうちに自然と思いつくような内容だったので、100%解答できているかはわかりませんが、「何かしら書けた」という感じでした。

なんにせよ、CIIAはかなりストーリーだった問題構成なので、知っているか・知らないかより、起きている事象をきちんと理解して、誘導に従って考えていれば「何かしら書ける」という感じがしました。

話は全然変わりますが、未だに裁定利益取れるポジション(先物やオプション、現物)の持ち方がパッとでてこなく、時間がかかってしまいます・・・。

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